お子様が入園となると、いろいろなものが必要になります。
そこで、マチ付きコップ袋の作り方をご紹介します。
ハンドメイド初心者でも作りやすい基本の作り方をご紹介していきます。
準備するものは園によってさまざまですが、ハンドメイド初心者はまずは作りやすいものから挑戦してみてはどうでしょうか。
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マチ付きコップ袋を手作り、準備するもの
”子どもの入園グッズをハンドメイドで”と考えただけで拒否反応が出てしまうお母様達も多くいらっしゃると思います。
しかし、入園に必要なアイテムの多くは、意外と簡単に作ることが出来ます。
まずは、簡単なコップ袋から始めてみませんか?
これが出来れば、いろいろなハンドメイドに応用も可能です。
ここでは、マチ付きコップ袋の作り方について説明していきます。
そもそも、「マチ」とは何なのか、という人のために、少し補足しますね。
コップ袋に作りたい「マチ」とは
わかりやすく言えば「幅(奥行き)」のことで、底面にあたる部分です。
マチがあると、袋が立体的になるので、コップが入れやすくなりますよね。反対にマチがない袋は、コップは多少入れにくくなりますが、折りたたみやすくコンパクトにまとまります。
「片引きひも」にするか「両引きひも」にするかも重要
両引きひもは、同じひもを左右で引いてしまうと口が閉まらないですし、ある程度の力も必要なので子ども向きとは言えません。
特にまだ幼く小さなお子さんの場合には、片引きひもが扱いやすいです。
どうしても両引きひもで作りたい場合には、左右でひもの色を変えてあげるとわかりやすいのでおすすめです。
マチ付きコップ袋の作り方
それでは、実際にマチ付きのコップ袋の作り方を紹介していきます。
コップ袋に必要な材料
- 布1枚(縦50cm×横20cm)
- ひも1本(太さ0.5cm程度のものを50cm)
- ループエンド1つ(15mmのもの)
- 厚紙方眼紙
- マスキングテープ
- ひもとおし
の6つです。
作り方
- まずは、布の両脇がほつれないように、端ミシンをかけましょう。
- 布の内側が表になるようにして、中表にし、縦に2つ折りにします。
- 布の右端の、上から6cmのところに、印をつけます。
- 布の端から1cm程度内側を塗っていきます。布の左側は端まで全て、右側は3の印の位置まで縫いましょう。縫い始めと縫い終わりの返し縫いも忘れずに。
- 縫い目に沿って、両脇に余った布をアイロンで押さえ、開いておきます。
- 縫い目を中心にして左右に開いて置き、縫い目とアイロンを掛けた底の部分のラインを合わせてまち針で止めましょう。
- 三角形になった底面が、7cmになる位置を測って印をつけます。(マチ部分)
- 7cmに引いた先の上を両方縫います。
- マチ部分を折って、わきの縫い代の部分に手縫いでとめます。
ここまでできれば、袋の部分が完成です。
次は、紐を通す入り口の部分を作りましょう。
マチ付きコップ袋の入り口の作り方
入り口部分の作り方の説明をしていきます。
- 袋の部分を作った時に開けておいた6センチのあきの部分を縫います。この時に返し縫いは必要ないので、端から7mmくらいのところを縫うようにして、あき止まりは割れ目から5mm位下までをコの字に縫っていきましょう。
- 厚紙方眼紙を使って、入口を1cm折り返しながらアイロンで折り目をつけます。
- さらに2cm厚紙方眼紙を使いながら折り返して、ひもの入れ口を3つ折りにします。
- 三つ折りにした部分を、上から1.6~1.8mmのところで塗っていきます。
- ひもは、両端を合わせて、テープで止めておきます。
- ひも通しを使って、入れ口からひもを通します。
- 紐をエンドループに通したら結び、テープを取って、結び目はエンドループの中に入れます。
- 袋を表に返したら出来上がりです。
ミシンに慣れていない方は、縫い目がガタガタになってしまうかもしれませんが、布の色に似た色の縫い糸を使えば目立ちにくくなります。
愛情を込めて作ったコップ袋。大切に使ってもらえると良いですね。
ハンドメイドは作り方次第で安く仕上げられる
ハンドメイドは、材料費がかかるイメージがありますよね。
子どもたちに人気の高いキャラクターの布は、価格が高めではありますが、手芸屋さんを覗いてみると布の切れ端が安く売られていたり、セールをしている場合もあります。
安くておしゃれな布に出会うことができれば、お気に入りの商品を店頭で見つけて購入するよりも、安く仕上げることができますよ。
しかも手芸店には、ハンドメイドキットなどが種類豊富にあります。
ハンドメイドに自信がない方は、こういったキットを購入すれば、細かい指示書も付いているので安価に入園グッズを作ることができるかもしれません。
手芸店によっては、作り方を丁寧に教えてくれたり、型紙をくれたりするところもありますので、時間がある時にいろいろな手芸店を回ってお手頃価格の生地を探してみるのも良いかもしれません。
コップ袋は洗濯に強い丈夫な生地で
コップには水滴もつきますし、子どもが使うものなのでこまめに洗濯をしなければいけません。
長く愛用してもらうためには、水や洗濯に強い生地を選ぶことをおすすめします。
コップ袋は洗濯に強いコットン生地がおすすめ
汚れやすいので、生地の色や柄は、汚れが目立ちにくいものを選ぶといいですね。オークス、ブロードなどの普通地のものもよく使えますので、好みの生地を探してみて下さい。
手作りのコップ袋が、お子さんに喜んでもらえますように。