アパートのキッチンなどは狭いことが多く、料理中に材料を切ったり、切った材料をボウルに入れておいたり、人数分のお皿を並べたり、作業台が狭いと不便ですよね。
置くスペースがなくて、テーブルに食材を一度置きに行ったり、狭いスペースでは何かと効率が悪く、困っている方も多いのではないでしょうか。
そんな狭いキッチンの作業スペースを確保するための、アイデアをご紹介します。
ちょっとした工夫で、今よりも使いやすいキッチンを目指しましょう。
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狭いキッチンはシンクの上も作業台に
狭いキッチンで作業スペースが確保できないとお悩みの方は、シンクの上も作業スペースにしてしまうことでスペースを確保していきましょう。
- シンクよりも大きなまな板を使う
まな板を大きくすれば、シンクの上にフタをするような形で作業スペースを確保できるので、作業が効率よくできるようになります。
シンクで作業をすることになるので、野菜を洗ってすぐ作業に移れますし、生ゴミの処理も簡単に出来るようになります。 - まな板で橋をかける
まな板を欠けられるパーツをシンクに取り付けることで、いつも使っているまな板をシンク上での作業に使えるようになります。
専用のパーツが市販されており、取り外しも簡単なので、作業をするときだけ使えるようにキッチンに用意しておけばスペースを確保できます。 - 水切り付きまな板を使う
水切りの機能がついたまな板を使うと、野菜を置くスペースが水切り部分になるのでスペースを確保しやすいです。
まな板で野菜を切るまでの動作にも移しやすいので、そういったアイデア商品を使うのもスペースを確保する上では大事です。
省スペースなキッチン向けのアイデア商品が様々なお店で販売されているので、キッチンの使い方に合わせて選んでみましょう。
コンロ下のスライドテーブルでスペースを確保
コンロ下にスライド式のテーブルを仕込めば、作業スペースを増やせますね。
普段やコンロでの作業があるときにはしまっておけますし、スペースがほしいときにはサッと引き出して使えるので便利です。
ガスコンロを販売しているメーカーがサイズに合う、スライド式のテーブルを販売していますので、そういったものを使ってみるといつもよりも、キッチンで効率よく動けるようになるのでは無いでしょうか。
収納付きのものやシンプルにスペースを増やすものなど種類もあるようなので、使い方に合わせてお好みのものを選べます。
ちょっとした工夫ではありますが、やり方次第でスペースを増やすことが出来るのでいろいろなアイデアで、省スペースなキッチンを便利に活用できる環境にしていきましょう。
狭いキッチンの作業台を広く使うために水切り棚を設置
キッチンが狭いと水切りかごですら、邪魔になってしまうこともしばしばです。
キッチンが狭いと感じているなら、水切りかごのタイプを省スペースなものに変えてみたり、水切棚を作ってしまうのもひとつの手です。
水切棚は棚を取り付けて作るものと、手軽に突っ張り棒などを組み合わせて作る方法があります。
棚を取り付ける場合には賃貸では壁を傷つけない配慮が必要になりますが、重たいものも乗せることが出来るため鍋やフライパンなどの大きなものを干すときに活躍します。
突っ張り棒で作るものなら重量や安全性などに気を使って作る必要はありますが、既成品でないぶん、自分の使いやすいようにアレンジが加えられるという利点があります。
キッチンが狭いのは収納の可能性も考えられるので、水切りかごを見直したら次は収納方法について考えてみましょう。
狭いキッチンには動く作業台が便利
キッチンが狭いと、作業台は動かせるほうが使いやすいかもしれません。
動かせる作業台というとなんとなくイメージが湧きづらいですが、キッチンワゴンというとどんなものか思い浮かんだという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キッチンワゴンのような動かせるものだと作業をする場所を限られないため、スペースを増やしたいところに持ってくることも出来ますし、普段の収納場所には邪魔にならないところを選ぶことが出来ます。
調理するものによって、作業しやすい環境というのは無限に変化します。
その変化にうまく対応できる形にできるというのが、この動く作業台の利点です。
シンク側で作業がしたいときはその延長になるように配置すればいいですし、コンロ側で作業を行いたいけれど、動線も確保したい、などのときは壁に寄せておけたりと、サイズさえ間違わなければ色々な動きをさせられます。
ワゴンですからいろいろ収納できることもあって、一台あるだけですごく便利になるのではないでしょうか。
作業台を増設する時の選び方
作業台をなにかしらの形で増設してしまおうとお考えの方は、キッチンの作業台を作るときのポイントについて知り、どんなふうに増設するのがいいかということを考えてみましょう。
キッチンの作業台増設のときのポイント
- 高さを決める
キッチン台と同じ高さにすることが理想的です。
一般的なキッチンの高さは80~90cm前後です。自宅にあるキッチンの作業台が使いやすい高さなら、そのままの高さで増設しましょう。今のキッチンに使いづらさを感じているなら、自分にちょうどいい高さを割り出してみましょう。
『身長(cm)÷2+5』をして出てきた数字が、あなたの使いやすいキッチンの高さです。
使いやすい高さというのはこれにかかわらずあるはずなので、あくまで目安として使ってみてください。 - 大きさを決める
増やしたい作業スペースについて考えてみましょう。
少しだけでいいのかたくさん欲しいのかによって、大きさは変わってくると思います。
狭いキッチンの作業スペースを増やすのですから、前より場所を取るようではいけません。
幅30~70cm前後で、増やす幅を考えておくのがいいでしょう。 - 素材を決める
作業台に向いているのはステンレスです。錆びにくく手入れもしやすいため、長く使うことを考えるとステンレスのような丈夫な素材がおすすめです。
ですが、ご自宅のキッチンの素材に合わせたり、木製の天板が似合うお部屋ならばそうした作業台にして、おしゃれなキッチンに仕上げるのもいいですね。
キッチンをどんな場所にしたいかで選んでみましょう。 - 機能性を比べる
高さや素材、大きさが決まったら機能性について考えましょう。
キッチンが狭いならば、折りたたみ式のもののほうがスペースを使いたいときにだけ増やせて便利ですし、台の移動を行いたいならキャスター付きのものがいいでしょう。
調理台以外の機能がついているものなどいろいろなものがあるため、どんなふうにキッチンで使っていきたいかを考えて選びましょう。
この他にも荷重などについてもいろいろ種類があります。
どんなものを載せてどんなふうに使うのか、ということでその部分についても変化があると思います。
いろいろ選んでみましょう。
キッチンがより使いやすくなるように、いろいろな部分を見直してスペースを確保し、効率よく料理が出来る環境を整えていきましょう。