キッチンの床をタイルに!メリット・デメリットとタイルの選び方

キッチンの床をタイルの床材にしようかなやんでいる奥さまもいますよね。キッチンの床材には色々な種類がありますが、タイルの床もそのうちの一つです。

床材の種類が多い分、いまいちタイルに決めきれない!そんなときはタイル床のメリットやデメリットを知って、どんなふうにリフォームをするか考えてみましょう。

ここでは、キッチンの床をタイルの床材にするメリットやデメリット、タイル床にする時の色選びや注意点についてお伝えします。

タイルの床材について知って、後悔しないリフォームをしてくださいね。

キッチンは毎日の食事を作る場所ですし、自分の好みのデザインに仕上げることで、楽しく料理をすることもできます。

素敵なキッチンで快適にお料理をしましょう。

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キッチンの床をタイルにするメリット

キッチンの床をタイルに変えたいという思いがあっても、そのメリットやデメリットがわからなければ、なかなか決断に踏み切ることは難しいですよね。

ここでは、キッチンの床をタイルにすることのメリットや、デメリットについて説明していきます。また、タイルの選び方や、タイル床にする際の注意点などについても触れていきますので、キッチンの床をタイルにリフォームしようと考えている奥さまは、ぜひ参考にしてみてください。

まずは、キッチンの床にタイルを使うことのメリットをみていきましょう。

タイルは古風なイメージを持たせつつも、おしゃれで個性的な雰囲気を作り出すことができる

リビングとキッチンでがらっと印象が変わるので、洋風なインテリアや、カフェ風のインテリアにしたい場合には、床をタイル素材にするだけで見違えます。

タイルはひんやりとしているので、夏の暑い時期に億劫になる火を使う料理も、タイルの床に裸足で立つだけで、涼しさを感じながら行うことができるということも、1つの利点です。

ワックスでコーティングをした床は、油はねや水はねが原因で傷めてしまうことがありますが、タイルであればそういった状況にも強いので、心配なく使用することができますしお手入れも簡単です。

キッチンの床をタイルにするデメリット

キッチンの床にタイルを使うことのメリットは先ほど説明しました。
次に、デメリットについて紹介していきたいと思います。

タイルの床は、ひんやりとしていて夏場は涼しいと言いましたが、反対に冬の寒い時期にはとても冷えます。冬の時期は、キッチンマットを敷いたりスリッパを履いて防寒する必要があります。キッチンマットを敷きたくない場合には、床暖房に対応したタイルを選びましょう。

また、タイルの床は固いので、食器を落とすと必ずといっていいほど割れてしまいます。しかも、きれいに真っ二つに割れる程度であれば片付けもラクでいいのですが、どちらかというと、粉々に砕けるようにして割れてしまうので、食器の扱いには気をつけなくてはなりません。

耐水性があり、掃除がラクなタイルですが、目地の隙間に油やホコリが溜まりやすいため、お手入れをしないと数年で黒ずんでくることがあります。汚れが染みにくい防汚目地を使用したり、タイルの目地の色を汚れの目立ちにくい濃いめの色にすることで回避は出来ますが、定期的に目地のお手入れは必要になりそうです。

フローリングやクッションフロアなどに比べると、費用が高くなることも、タイルの欠点です。リフォームの費用をできるだけ押さえたいという奥さまには向かないかもしれません。

キッチンの床をタイルにすることのメリットとデメリットがわかれば、ある程度の判断ができますね。

さて、ここからはタイルの種類や選び方、扱い方の注意点などについて紹介していくので、タイルの床に興味を持ってくれた方はぜひ、お進みください。

タイルの床は種類が豊富!好きなタイルを見つけて理想のキッチンに

キッチンの床に使用するタイルは、種類が豊富で、カラーバリエーション、柄のデザインは数え切れないほどです。

自分のイメージするキッチンを実現させてくれるタイルを選ぶ

ギリシャやスペインなど、ヨーロッパ風のキッチンを目指している

地中海デザインタイルを選んで床に敷きましょう。地中海風のナチュラルなリビングにつづくキッチンに敷かれた鮮やかなタイルは、おしゃれなインテリアのポイントにもなりますね。

テラコッタ調のキッチンに仕上げたい

テラコッタタイルや、加工されたテラコッタ風タイルを使用しましょう。テラコッタスタイル特有の、あたたかさや風合いのあるキッチンにリフォームすることが可能です。

清潔感あふれるキッチンにしたい

白や白に近いグレーのタイルを使ってみるとすっきりします。調理台や家具も白で統一すれば清潔感は抜群ですし、木目調の家具とも相性抜群なので、上手く組み合わせてみても良いでしょう。

このように、タイルの色やデザイン1つで、理想のキッチンを実現することができます。深みと重厚感を感じるタイルは、スタイリッシュな空間を演出してくれますし、明るい色のタイルを選べば、キッチン全体が華やかに、洋風な空間が出来上がります。

理想のキッチンに近づけるために、お気に入りのタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

キッチンの床をタイルにする時の色の選び方

キッチンの床をタイルにする時には、キッチンの雰囲気も大事ですが、キッチンの採光にあわせた色選びも大事なポイントになります。

キッチンが日当りの良い場所にあるときには、光沢のあるタイルは反射して眩しさを感じる

真っ白なタイルも同様です。
反対に日があまり当たらない場所にあるキッチンには、あまりにも暗い色のタイルは使わないほうが良いでしょう。キッチン全体の印象が重くなってしまいます。

デメリットの部分でも説明しましたが、タイルの目地には汚れがたまりやすいです。
あまりこまめに掃除をしないタイプの奥さまは、始めから防汚加工がされた、汚れが目立ちにくい目地色のタイルを選ぶことをおすすめします。

タイルは水に強いので、拭き掃除は何の心配もせずに行うことができます。
食材を扱うため、清潔を保ちたいキッチンですので、あえて明るい色にすることで汚れを目立ち安くし、気がついたらすぐに掃除をすることができるようにするという点では、明るい色のタイルもおすすめです。

キッチンの床をタイルにするときの注意点

最後に、キッチンの床をタイルにする時の注意点についていくつかあげていきたいと思います。

キッチンの床をタイルにする時に最も気を付けたいこと

タイルを貼り始める位置

これを間違えてしまうと、キッチンとリビングの境界線がおかしな雰囲気になってしまい、せっかくのリフォームが台無しになってしまいます。
対面キッチンの場合には、作業スペースのみをタイルにすることが多いと思いますので、大きな間違いは生じませんが、気を付けたいのがオープンキッチン。しっかり検討をして、きれいな位置で自然に境界線を作るようにしたいですね。

タイルの素材にも注意

大理石調などの光沢のあるタイプのタイルに多いのが、滑りやすいという問題です。
スリッパを履くので大丈夫、と思っていても、調理中にこぼれた水滴で足を滑らせたり、喉が乾いて走ってキッチンに駆け込んだ子どもが転倒したりする危険も考えられないことではありませんね。
そのため、表面がツルツルとしたタイルはキッチンには向きません。どちらかというと、表面がザラザラとした滑らないタイルを選ぶようにしましょう。

この2つのことに注意するだけで、おしゃれで機能的なキッチンになります。

これまでも紹介してきたように、キッチンの床をタイルに変えると、キッチン全体をおしゃれな雰囲気に変身させることが出来るだけではなく、掃除のしやすさなどからも機能的だということがわかってもらえたと思います。
好きなデザインタイルを選んで、快適なキッチンにリフォームしてみてください。