冷蔵庫の扉の向きで使いやすさが決まる!失敗しない選び方のコツ

冷蔵庫には扉の開く向きの違いにより種類があります。毎日の生活で使う冷蔵庫だからこそ使いやすいものが一番です。
これから冷蔵庫の買い替えを考えるなら、この扉の開く向きに注目することをオススメします。
冷蔵庫は頻繁に買い替えをする家電ではないので、後悔しない選び方がしたいものです。

そこで、冷蔵庫の扉の向きについて、失敗しない選び方のコツをお伝えしていきましょう。

これを読めば、冷蔵庫の扉が開く向きによってそれぞれのメリットもわかり、キッチンに合わせた冷蔵庫を選ぶことができるでしょう。
冷蔵庫選びで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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冷蔵庫の扉が開く向きは選び方のポイントになる

知人が引越しをしたので落ち着いた頃に遊びに行きました。冷蔵庫からお茶を出してくれる様子を見ていて、冷蔵庫が使いづらいのではないかと思いました。

原因はキッチン内における冷蔵庫の配置

食器棚に向かって右側に冷蔵庫が置かれているのですが、冷蔵庫の右側はすぐ壁になっています。その状態で冷蔵庫の扉が左開きなのです。

冷蔵庫の扉の開き方で「右開き」は右の付け根がくっついた状態です。「左開き」は左側がくっついた状態なので扉は左手で開けて右手で取り出すようになります。

知人の冷蔵庫の配置だと左手でドアを開き冷蔵庫の中やドア面を見渡すために壁際に行かないといけません。380リットルくらいのそれなりの大きさの冷蔵庫なので扉の大きさもそれなりにあります。開いたときにかなり扉が壁のようになり動線も妨げられます。

これが「右開き」なら右手でドアを開けて冷蔵庫の中やドアの内側をキッチン内の広い空間から見渡して、取り出した食品もスムーズにキッチンに置く事ができるのです。

この配置ならば明らかに「右開き」の冷蔵庫が使いやすいでしょう。

知人に

「冷蔵庫の扉が開く向き反対の方が使いやすいでしょう。今の状態だと使いづらくない?」

と聞くと

「え?気にした事もなかった。この冷蔵庫を使い慣れているから全然気にならないよ」

との答えが返ってきました。

恐らく使い慣れた冷蔵庫なので「この冷蔵庫はこういうものだ」と思っているため、気にならないのでしょう。
しかし、きっと買い換えるときに「右開き」にすると使いやすいと感じるのではないかと思います。

このように、使い慣れると案外どちらでも気にならないものかもしれませんが、メーカーさんは親切に両方の開き方の冷蔵庫を用意してくれています。

多くの場合450リットル以上の大型の冷蔵庫は両開きのドアになっている

それ以下の容量のでは片開きになります。
そして300リットル以上の中型冷蔵庫では片開きでも「右開き」と「左開き」の両方が製造されている場合が多いです。
200リットルよりも小型の冷蔵庫では「右開き」しか製造されていないものが多くなります。

しかし、出荷時の状態では「右開き」でも扉を「左開き」に付け替えることの出来る冷蔵庫もあります。

一般的に冷蔵庫の扉が開く向きは右開きのものが多い

冷蔵庫は大型になると扉も大きくなりその横幅も長くなります。

扉を開く時には冷蔵庫の前面にその扉を開くためのスペースが必要

扉が大きく(正確には扉の横幅)なるほど前面のスペースが多く必要になるので場所が狭いと設置できない場合もあります。

扉を開くたびに冷気が逃げるので大きな扉一枚よりも小さな扉2つに分けた方が逃げる冷気の量が減り省エネになります。そのために大型の冷蔵庫の扉は両開きになっています。

しかし、冷蔵庫の大きさが小さい場合は扉も小さくなります。扉を開けたときに前面確保しておくべきスペースは小さくなり、扉の開閉により逃げる冷気の量も少なくなります。

わざわざドアを2分して両開きにしなくても片開きで充分なのです。

片開きの場合はどちらか一方だけ製造されるとしたら「右開き」のみになっています。
多くの人が右利きなので右利きの人に使いやすい設計が選ばれているのです。

冷蔵庫の扉の向きが壁などにより使いにくいときは変更することもできる

冷蔵庫を新しく購入する場合は置き場所に合った扉の開閉の冷蔵庫を選ぶことができます。しかし、引越し等で配置が変わり現在使用している冷蔵庫の扉の向きでは使いづらくなってしまう場合があります。

通常は買い換えるまで我慢して使うしかないのですが、冷蔵庫の扉を付け替えてくれる業者があるようです。

電化製品や厨房機器などの修理やメンテナンスを行っている業者に問い合わせてみると良いでしょう。

右左どちらもドアが開くタイプの冷蔵庫は置く場所に困らない

一枚ドアの冷蔵庫でも、左右どちらからでも開く事のできる冷蔵庫があります。

小型の冷蔵庫ではそこまで技のあるものを見たことはありませんが、400リットル程度の中型の冷蔵庫で見たことがあります。

転勤等で引越しが多い方にはこのような冷蔵庫を購入しておくとキッチンの配置に悩むことが無く安心ですね。

ただ、開閉の時の安定性はどうしても通常のドアよりも劣ってしまいます。引越しの予定が無い場合は固定式のドアの方が故障等が少ないでしょう。

冷蔵庫はキッチンスペースや扉の開く向きを確認してから選びましょう

冷蔵庫を購入する場合は置く場所のスペースの確認が重要です。置きたいスペースに入っても前面以外の3面が壁にぴったりとくっつく状態になるのではよくありません。冷蔵は熱を外部に放出するので空間がないと熱がこもってしまい故障や消費電力が高くなる原因になってしまいます。
冷蔵庫が置けたのはいいけれど扉が開けられない…という事態にならないように、冷蔵庫前のスペースも確認しましょう。

その他、音にも注意が必要です。
ホテルに泊まると冷蔵庫と同じ空間で寝るので、音が気になってなかなか寝付けないことがあります。音に敏感な方は運転音の大きさを確認しましょう。