離乳食初期から使っていた軽くてシンプルな食器を卒業し、幼児になったらそろそろ食器を陶器にしようかと考えているママも多いのではないでしょうか。
ただ陶器となると、割れたりして逆にストレスに感じてしまうのでは…と購入を悩んでしまいます。
割れてしまうというデメリットはありますが、それでも陶器を選ぶ価値はあります。
子供の成長に合わせて、せひ陶器の食器に挑戦してみては?
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幼児のうちから陶器の食器を使うメリット
赤ちゃん用のプラスチック食器に限らず、幼児用のかわいい陶器の食器もたくさんありますよね。幼児のうちから陶器の食器を使うメリットはたくさんあります。
傷がつきにくく長く使える
陶器の食器は傷がつきにくいため、大事に扱えば幼児のうちだけでなく少し大きくなってからでも使うことができます。
食べ物の温度が伝わりやすい
幼児期になると、熱い食べ物を自分で冷ましてから食べたりできるようになります。陶器は食べ物の熱さや冷たさが伝わりやすいので、自分の手で持った感覚で、すぐに口に入れても大丈夫かどうかを判断する練習にもなります。「まだ熱い物は少しあとから食べよう」といった判断ができるようになることで、後々やけどせずに上手に熱いものも食べられるようになるのです。
幼児が陶器の食器を使う一番のデメリットは割れやすいこと
幼児期から陶器の食器を使ううえでは、デメリットもあります。やはり一番気になるのは、陶器の割れやすさではないでしょうか?
プラスチックや木製の食器と比べると、陶器の食器は重みがあります。大人でも割ってしまうことがあるくらいですから、今までの軽い食器に慣れた幼児にとっては、重いというだけでも扱いにくくなり、ぶつけたり落としたりして割れてしまうのも無理はありませんよね。運が悪ければ、割れた破片でケガをしてしまうことも。
幼児のうちはちょっとしたことで食が進まなくなったり、途中で遊びだしたりするものです。食事の途中で食器が割れてしまうと、後片付けで食事が中断してしまうだけでなく、食事から遊びに気持ちがシフトしてしまって、それ以上食べなくなってしまうこともあるかもしれません。
さらに、最近では電子レンジや食洗機対応の陶器の食器も増えてきましたが、中には非対応のものもあるので、購入する際には注意が必要です。
幼児が陶器の食器を使えば割れることもあるが、割れるからこそ学ぶことは多い
確かに、まだ子供が小さいうちは割れる心配のない食器を使っていたほうが安心だと言えますが、ちょっとしたことで割れてしまう陶器の食器を使うからこそ、学べることもあるのです。
たとえふざけて落としたわけでなくても、当たりどころが悪ければ、陶器の食器は簡単に割れてしまいます。今までのように、ふざけて食器同士をぶつけたり、スプーンでカンカンと楽器代わりにしただけでも、あっさりと使えなくなってしまうのです。
お気に入りの食器であればあるほど、割れてしまった時のショックは大きいものです。おもちゃのように多少乱暴に扱っても大丈夫だという認識だったものが、自分が大事に扱わなかったばかりに使えなくなってしまう。このことを経験することによって、「今度は割らないようにしよう」という、物を大事に扱おうという気持ちが生まれるのです。
陶器の食器を通して、それ以外のすべての持ち物に対しても、大切にしようという気持ちが芽生えるきっかけとなるのでしたら、早い段階でそのきっかけを与えてあげるのも親の大切な役割だと言えるでしょう。
幼児用食器を選ぶポイント
幼児用の食器を選ぶうえでは、必ずしも早い段階で陶器の食器にしなければならないということはありません。幼児のうちは何よりもまず、楽しく自分で食べられるようになることが第一なので、食べやすさを重視して選んであげるのが一番だと思います。
そのうえで、食事に興味が持てるように、見た目を重視しても良いでしょう。子供が好きなキャラクターものにしたり、特別な日にはお子様ランチのような仕切りのついたプレートタイプの食器で出してあげると、テンションも上がってより食事が楽しく感じられるでしょう。
陶器の食器を選ぶ際にも、なるべくお子さんが自分で選んだものを購入してあげると良いですね。幼児用の陶器の食器はかわいらしいものも多いので、自分の好きな食器が見つかれば、おもちゃの食器とは違った「本物感」を味あわせてあげられるという点も、陶器の食器ならではなのではないでしょうか?
陶器の食器は自分で食べられるようになる頃が出番
子供が陶器の食器を使い始めるタイミングとしては、スプーンやフォークを使ってある程度自分で食べられるようになってからが良いでしょう。まだ上手に食べ物をすくえない段階では早すぎます。せめて、自分で食べる意欲があり、あまり親が食べさせるのを手伝わなくても良くなってからにしましょう。
陶器の食器は重さがあるぶんだけ、お皿がずれて移動したりすることも少なくなりますので、軽い幼児用食器よりもかえって食べやすくなるというメリットもあります。「大切に扱わないと割れてしまう」ということを覚えたら、食器を並べたり食べたあとの食器を自分で片付けたりというお手伝いも積極的にさせてあげましょう。
子供が陶器の食器の扱いに慣れるまでは、割ってしまうのは仕方のないことです。親も強く叱りたい気持ちをグッとこらえて、物を大切にする気持ちを育んであげたいものですね。