まな板を漂白せずに木製でもキレイに使い続けるお手入れ方法

まな板は使っているうちに黒ずみができたり、臭いが気になることがあります。
漂白をしたいけど木製のまな板の場合、漂白剤を使うと余計に変色してしまうことがあるのです。
では、木製のまな板をお手入れするにはどうしたらいいのでしょうか?

そこで、ここでは木製のまな板の手入れ方法について、熱湯による消毒や塩を使う方法、木のまな板の手入れの注意点や長く使うためのコツなどお伝えしていきましょう。

これで、木製のまな板の正しい手入れ方法や長くキレイに使い続けるためのコツがわかります。ぜひ参考にしてみてください。

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木製のまな板のお手入れには漂白剤を使ってはいけません

木製のまな板に漂白剤を使用してはいけない理由は、漂白剤が浸み込んでしまうから

木は吸湿性がよく、長時間水に浸けておくと奥深くまで水分が浸透します。漂白剤をかけておくと漂白剤の成分がまな板の深部まで浸透して、漂白剤の成分がまな板の中に残ってしまいます。そうすると食材をのせて調理する時に漂白剤の成分が食材に付着して体内に摂取することになってしまいます。漂白剤の成分はもちろん人体に良いものではありません。木製のまな板には漂白剤を使用しないようにしましょう。

木のまな板の黒ずみやカビが気になるときは漂白せずに熱湯消毒をしましょう

木のまな板を熱湯消毒する方法をご紹介します。

  1. まな板に台所用の洗剤をかけてタワシでよく擦って汚れを落とします。タワシで円を描くようにこすったり、木の目に沿って擦ったりとあらゆる方向に擦って汚れをかき出すように落とします。
  2. 勢いよく水を出して洗剤をしっかりと洗い流し、まな板を立てて水気を切っておきます。
  3. やかんにたっぷりとお湯を沸かします。
  4. まな板をシンクに置いて沸騰したお湯をまな板の表面全体にかけます。
  5. まな板を裏返して裏側にも熱湯をかけます。
  6. まな板を立てて置き乾かします。
魚や肉を調理した後は、特によくまな板をよく洗ってから熱湯をかけます。魚や肉のタンパク成分が熱湯で固まるとまな板に固着して取れづらくなるためです。

まな板が木製なら漂白剤は使わずに塩や重曹を使用すること

黒ずみやカビが気になる場合は重曹や塩を使用して木のまな板を洗うこともできます。

食材の汚れは酸性のものが多いので、アルカリ性の性質を持つ重曹を使用すると効果的に洗う事ができます。また、重曹はベーキングパウダーなどの食品にも使用されており、まな板にも安心して使用することができます。但し、木製のまな板に重曹を使用すると黒っぽく変色してしまう場合があります。変色しないように手早く洗って流すか、絶対に変色させたくない場合は他の方法で洗いましょう。

重曹を使用して木製のまな板を洗う方法

  1. まな板を使用した後の場合は台所用洗剤とタワシでまな板を洗っておきます。使用していなくて乾いていた場合は水をかけてタワシで擦ってよく濡らします。
  2. まな板をシンクに置いて重曹を全体にふりかけます。
  3. タワシで円を描くように、木の目に沿ってとあらゆる方向に擦ります。
  4. 水を勢いよく出してしっかりと洗い流します。

塩を使用して洗う方法は、重曹を塩に変えて同様に洗います。

木のまな板を手入れした後はしっかり乾燥させること

木のまな板の日頃のお手入れについてご紹介します。

使用した後はすぐに洗う。

木は時間の経過とともに付着している成分が内部まで浸透します。使用したまま放置しておくと食材の成分が内部に浸み込んでしまいます。特に汁気の多い食材や魚や肉を切った後は速やかに洗いましょう。

野菜や果物、豆腐などでは洗剤不要です。

野菜や果物、豆腐などの汚れが付着しない食材を切った後は水洗いだけで大丈夫です。洗剤もまな板に浸透してしまうので、魚や肉や調味された食材を切った後で洗剤が必要な時だけ使用するとよいでしょう。

干す時は直射日光を当てない。

まな板を乾かす時に直射日光を当てると日光消毒にもなるので一石二鳥のように思えます。しかし、木は一気に乾燥させるとひび割れてしまう場合があります。湿気た状態ではカビが生えてしまうけれど、乾燥しすぎにも弱いデリケートな素材なのです。そのためストーブの前に置いて乾かすのも絶対に止めましょう。
まな板の保管場所には直射日光が当たらない風通しの良い場所を選びます。シンク周りの棚に水の吸収発散製に優れた布を置いて、その上に立てて置いたり、専用のまな板ラックを使用しましょう。

木のまな板は日頃からの正しい手入れ方法で長く使うことができます

木製のまな板は必要以上に洗剤を使用しない方が良いでしょう。

包丁でできた傷に洗剤が入り、それをしっかりと洗い流すのにはかなりの時間がかかります。野菜を切っただけの場合は水をかけながら洗剤を付けずにスポンジでなでる程度にしましょう。
また、ここで紹介した方法でもまな板の黒ずみやカビが取れずかなり傷も多い場合は、まな板を専門の業者に削ってもらうのも良いでしょう。業者によって値段は異なりますが数千円程度で新品同様によみがえります。削る分まな板の厚みは薄くなるので削れる回数には限界があります。また、まな板が乾燥してひびが入ってしまうと通常よりも多く削らないといけなくなってしまう場合もあるので、まな板は乾燥させすぎないように気をつけましょう。

毎日使用していると乾燥しすぎる事はありませんが、長期間使用しない場合には注意が必要です。木製のまな板は毎日使う事により長持ちさせる事ができるのです。そして、使用後は直ぐに洗い風通しの良い場所に置いておく事が長持ちの秘訣です。