布巾やキッチン用品の熱湯消毒について、時間や注意点をご紹介

布巾やキッチン用品の除菌はどうしていますか?洗っているだけでは除菌はできず、ふきんなどは菌が繁殖し、嫌な臭いが発生してしまうことも少なくはありません。

ここではそんな布巾に潜む菌を熱湯消毒する方法、時間や注意点について紹介をいたします。

また熱湯消毒が面倒だという方におすすめな布巾、また熱湯消毒以外の除菌方法についても紹介をしていますので、参考にしてください。

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布巾の除菌は熱湯消毒で!でもその前に汚れを取り除くことが大切

初めての一人暮らしで家事を行っている際には様々なことで悩むと思いますが、キッチンの布巾が臭いということで悩んだことはないでしょうか。
一人暮らしを始めれば、お腹を満たすために必然的に料理もしなければいけなくなりますから、キッチンの布巾が臭いという問題は少なくありません。

布巾は主に「雑菌が繁殖することによって」臭うようになります。
そのため、基本的にはこの雑菌を除菌すれば嫌な臭いは取り除くことができ、簡単に除菌する方法としては「熱湯消毒」があります。
ただ、この熱湯消毒はあくまでも菌を除菌するためのものですので、ふきんの黒ずみ等の汚れを取り除きたい場合には「事前に」洗剤等を使って洗う必要があります。

洗剤等を使って洗う方法は様々です。
桶やボウルの中で洗剤とぬるま湯を入れて手洗いしても良いですし、面倒であれば、時間は掛かりますが洗濯機で洗濯してしまうのもひとつの方法です。
どの方法で洗うにしても「まずは洗ってから」熱湯消毒をしないと、雑菌を消毒するだけで皮脂汚れや油汚れ等の汚れは落とすことができませんので注意して下さいね。

布巾の洗いと熱湯消毒をいっぺんに!煮洗いの時間について

布巾の熱湯を使った消毒の方法は主に2種類あり、それぞれで布巾を熱湯に浸す時間は変わってきます。

まずひとつは「除菌目的」で行う場合。(熱湯消毒)

この場合は基本的に「約1分」程度の時間で行うことができます。
ただ、上記でもお伝えしましたようにこの場合だと、汚れを落とすことはできませんので予め汚れは落としておく必要があります。

そしてもうひとつは「汚れ落としと除菌が目的」の場合。(煮洗い又は煮沸消毒)

熱湯消毒で除菌のほか汚れも併せて落としたいという場合は「約5分」程度の時間が必要になります。
布巾に染み込んだ頑固な汚れも落とす必要があるため、熱湯に浸す時間は除菌単体よりも長くなるのが一般的です。

布巾やキッチン用品の熱湯消毒、しっかりと除菌する場合の時間と方法

布巾の除菌に効果的な熱湯消毒ですが確実にしっかりと除菌したい場合には「煮沸消毒」がオススメとなります。

沸かしたお湯で5分程度しっかりと布巾を煮ることで雑菌が残るのを予防することができるのです。
ただ一般的には熱に弱いとされている雑菌でも、中には、100度を超える高温の熱湯であっても生存できる雑菌もいます。
そのため、煮沸消毒すれば100%布巾についている雑菌を取り除けるというわけではありませんが、お湯をかけて1分放置するだけの熱湯消毒よりは高い除菌効果を得ることができるでしょう。

また煮沸消毒の方法は簡単です。

  1. まずはお湯を沸かすための「鍋」を用意しましょう。
  2. 鍋を用意したらその中へお湯を入れて「沸騰」するまでしっかりと沸かします。
  3. 沸騰した鍋の中へ布巾を入れて約5分ほど時間をおきます。
  4. 時間が経ったら鍋をシンクの中へ移動して、鍋の中へ水を足して温度を下げながら布巾を軽く洗います。
  5. 最後に固く絞った布巾をしっかりと乾燥させれば煮沸消毒は完了です。
このように煮沸消毒はとても簡単に行うことができますので、もしも、確実に布巾の除菌を行いたい!という場合には煮沸による消毒を試してみて下さい。
ただ火傷にはくれぐれも注意をするようにしましょう。

布巾を熱湯消毒以外で除菌する方法

布巾の除菌には熱湯消毒以外にも様々な方法があります。

布巾の除菌方法について

  • 漂白剤を使う方法
    ドラッグストア等で購入できる漂白剤を使って除菌を行う方法です。
    バケツやボウルを用意したら、その中に40度程度のぬるま湯と適量の漂白剤を入れて、布巾を数分程度浸け置きをすれば除菌することができます。
    とても簡単ですが漂白剤の種類によっては成分が強くニオイがきつかったりする場合もあります。
  • アイロンを使う方法
    ワイシャツなどのシワを伸ばす家庭用アイロンを使って除菌を行う方法です。
    アイロン台の上に汚れを落として乾かした布巾をおき、その上からアイロンをあてていくだけです。
    たったこれだけで雑菌の除菌を行うことができます。
    ただ、学生さんの一人暮らしなどの場合だとアイロンが無いことも少なくありませんので、人によっては難しい場合もあるでしょう。
  • 電子レンジを使う方法
    布巾の消毒は電子レンジでも行うことが可能です。
    よく洗った布巾を「軽く」絞り、水気を少し残した状態で電子レンジで加熱します。
    電子レンジの種類にもよりますが加熱時間の目安は1分~2分程度です。
    あとは加熱後の布巾を洗って乾燥させれば除菌は完了となります。
    電子レンジはお湯を沸かす手間も必要なく、とても気軽に行うことができるでしょう。

布巾の熱湯消毒は時間や温度が面倒な場合

このように布巾の消毒方法には熱湯消毒を含め様々な方法がありますが、そもそもお湯を沸かす手間さえ面倒だと感じるという場合には、使う「布巾の種類」を変えてみてはいかがでしょうか。

布巾の嫌な臭いの原因は雑菌です。

つまり雑菌が繁殖しにくい布巾に変えれば悩みは大きく改善することができるはずです。そこでオススメなのが「セルロールクロス」です。
セルロールクロスはとにかく乾燥に時間がかからないのが特徴となっています。
雑菌は濡れた状態で多く繁殖してしまいますから、乾燥の時間を短縮することができれば雑菌の繁殖を抑えることができるのです。

またコスパ面を考えると決して良いとは言えませんが、面倒な手間を省く上では使い捨てのふきんを使うのもひとつの方法です。

清潔さや洗う手間などを考えれば使い捨てに敵うものはありません。面倒くさがりな方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。