キッチン掃除【シンク編】毎日の掃除と頑固汚れの掃除方法を解説

毎日使うキッチン。人の口に入る物を調理する場所ですので、きちんと掃除をして綺麗な状態に保ちたいですよね。汚れたキッチンのシンクで食品を扱うのは不衛生です。

ここでは、キッチンのシンクの汚れを掃除する方法についてお伝えします。毎日のお掃除や頑固汚れの掃除方法、注意点についてご紹介しますので、是非参考にしてくださいね。
また、キッチン掃除を行なうときに外せないポイントについてもご紹介しますので、ポイントを押さえて綺麗にお掃除をしましょう。

綺麗なキッチンでお料理を作れば、作業がはかどるかもしれません。毎日の料理が楽しくなるように、キッチンのシンクもピカピカにしておきましょう。

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毎日のキッチンのシンク掃除は中性洗剤で

家の中で気になる水回りの1つとして、「キッチン」部分がありますよね。
主婦とは切っても切れない場所です。
そんな、頻繁に使用するキッチンのシンクの部分を掃除するとしたらあなたならどんな洗剤を使用しますか?

シンクには種類があります。
大きく分けると、ステンレス、大理石、ホーローの3つです。
この3つは掃除用具も異なりますので、今回は一般的に多いステンレス製のシンクの掃除について検証してみたいと思います。

シンクといえば洗い物が出るたび、またはたまるたびに利用もしますし、野菜をあらったりするときにも利用しますね。
なので、わたしの場合は夕食も終わり洗い物が終わって1日の大きな役目を終えた段階で掃除をします。
基本的には中性洗剤とスポンジを使用します。
中性洗剤とは、幅広く色々な種類がありますが、例を出して言えばキュキュットやJOYなども中性洗剤といえます。
食器を洗う感覚と同じように、スポンジに中性洗剤をつけてシンクの側面や洗剤置きの普段見えないコーナーまでグルっとゴシゴシした後ぬるま湯で流します。
最後に、きっちりしぼった台拭き、または乾いた台拭きでシンクの側面や上部を水滴がなくなるほどきれいに拭いたら終了です。
毎日やることで、究極な汚れやこびりついて取れない汚れなどはなく夕方の食器洗いの一部と思ってやっていれば苦にもならずに毎日こなせるでしょう。

キッチンのシンクに蓄積する頑固な汚れの正体

では、少し手を抜いてしまった、何日も掃除をしなかった場合どうなってしまうのでしょうか?

ステンレスの素材にもよりますが、カビや汚れ、石鹸カスなど様々な雑菌が繁殖し始めます。
そんなところで野菜を洗うなんて嫌ですよね。

カビは増殖しやすく1番厄介なのがカルシウムの存在です。

石鹸カスやカビはわりと取れやすいようにも思いますが、水分が蓄積されたことによって発生したカルシウム(通称カルキ)は頑固な白い個体となって水滴の後を残して発生します。
そもそもカルシウムとは一般的にカルキと呼ばれる成分で、水道水に混ざって出てくる物質です。
正式名称は、次亜塩素酸カルシウムといい、塩素を吸収させて製造する物質です。このカルキは体にとって必要なミネラル成分と言われており雑菌とも違うため浄水器を設置している家庭でも関係なく発生し掃除をする側にとっては天敵ともいえる存在になってしまうわけです。
ただ、体に必要なミネラル分と言われているので、掃除は大変でも止めるわけにもいかないし、なんだか複雑な気分ですよね。

なので、ミネラルも補給しながら掃除をまめにこなせばカルキ後を残さずきれいな状態でいられるので是非まめに掃除することを心がけるようにしましょう。

キッチンのシンクの頑固汚れを掃除する方法

カルキの成分について詳しく説明しましたが、ではどのように掃除をすれば良いのでしょうか?
ここからは掃除方法を何点か紹介したいと思います。

キッチンのシンク掃除には塩素系漂白剤を使って

一般的に言われている塩素系漂白剤とは「カビキラー」や「キッチンハイター」等の商品です。
強いアルカリ成分の塩素系漂白剤は、カビを根こそぎ溶かしてくれる優れものなので、ゴシゴシこすらなくてもの時間を置くだけでシンクがツルツルなんてことも夢じゃありません。
なので、時間が無い方、掃除が苦手な方にはとってもオススメです。

たあだ、塩素系漂白剤を使う上で注意するポイントがいくつかありますので、そちらも紹介したいと思います。

いらない服、エプロンを忘れずに。

漂白剤の中でも強い成分のある塩素系は服の色を真っ白に変色させてしまう成分が含まれています。なので、一生懸命掃除をするあまり、気づかないうちに塩素系漂白剤が服に飛び跳ねていて部分ぶぶんで白くなってしまったなんてことも良くあります。
白くなってしまった部分は着色じゃなくどちらかと言えば脱色なので洗濯をしてももとの色に戻りません。家で着る服、エプロンを忘れずに着用して下さい。

手袋も忘れずに。

塩素系漂白剤はカビを溶かしてしまいますが、人体の皮膚の成分の溶かしてしまうといわれています。
そのため、素手での作業は手荒れを起こしたりとっても手の皮の成分を傷つけてしまうため必ずゴム手袋等を着用して作業をおこなってください。
(ゴム手袋は100円均一やドラッグストア、スーパーなどに置いており価格は100円位~販売してますよ)

キッチンの掃除をするときのポイント

上記で塩素系漂白剤をしようする方法を紹介しましたが、まだまだシンク掃除に利用できる洗剤があります。
それは、クレンザーの存在です。
クレンザーとは、研磨剤のことでこちらも代表的な名称を出せば「ジフ」や「ホーミング」とよばれている種類があります。

クレンザーは目に見えないほど小さい粉が混ざっている洗剤のことで、触ってみると若干ザラザラした感触になります。
このザラザラした物質によってシンクのこびりついた汚れを削り落とすという作業ができるのです。

クレンザーにはクリームタイプと粉タイプがあります。
クリームタイプは中性洗剤のように直接スポンジにつけてそのまま汚い箇所をゴシゴシ擦るという作業になりますが、粉タイプは水分を必要とするため、一度シンクの端や決めた部分に粉をササッと振り出し、濡れたスポンジですくい取り汚い部分へつけてゴシゴシこするという作業になります。

わたしの経験では、頑固なカルキもクレンザーの力があればおとすことができました。
勿論クレンザーをつけて強めにゴシゴシ擦ってやっとカルキがおちるという大変さもありますが、なかなかおとすことのできなかったカルキがとれた時の喜びは今でも覚えているほどです。
ですので、汚れの種類によって中性洗剤、クレンザー等使い分けることもオススメします。

掃除するにあたってのポイントとしては、ゴム手袋着用必須です。
クレンザーも研磨剤は入っているため手荒れの原因を引き起こします。
中性洗剤によっては最近とても強い成分の入っているものもあるのでゴム手袋を履いての作業がまちがいないと言えるでしょう。

シンク掃除の頻度について

ここまで、シンクの掃除方法、洗剤などについて検証してみましたが、いかがでしたでしょうか?
放置すればするほど掃除時間は大変なものになるので小まめにすることをオススメします。
では、掃除の頻度としてどのくらいのペースで掃除すれば良いのでしょうか?
毎日できるなら毎日することが間違いなくきれいな状態を保てますが、かといって毎日時間をかけてシンクを掃除する程時間はとれませんよね?
そこで、おおよその目安を紹介したいと思います。

  • 水垢や、黒カビは2週に1度位がオススメです。
    前回やり残してしまった場所から繁殖することも考えられますので、週末など時間が取れる時に作業してみましょう。
  • 排水口は週に1度はやりましょう。
    匂いのもとともなりやすい排水口はヌメリがすぐに発生します。
    本当は毎日・・・とも言いたいのですが、なかなk時間もないので最低でも1週間に1度は掃除するよう心がけて下さい。
  • 全面的な拭き掃除は毎日おこないましょう。
    とっても簡単です。
    上記でもお伝えしましたが1日の最後に中性洗剤でゴシゴシ擦った後ぬるま湯洗いして乾いた台拭きで拭き取る・・・これだけで、カルキがつく心配が激減します。
    毎日掃除していても、カルキがついているだけで汚らしく見えてしまいますよね。
    5分位で終わる作業ですので、少しでもきれいな状態を保つために1日24時間のうちの5分をシンク掃除に当てて見て下さい。シンクがきれいだと洗い物も楽しくなるかもしれませんよ。