鍋の作り方の基本!下ごしらえや具材を入れる順番・火加減を解説

今まで鍋料理をしたことがない人や料理初心者の人は、鍋の基本の作り方についてわからないものです。彼氏と二人で鍋料理を食べたいと思っても、知識がないと上手に作れないこともあります。

初めて鍋を作るときは、鍋の作り方の基本を抑えることで、美味しい鍋を作ることができます。

鍋を作るときは、具材の下処理や鍋に具材を入れる順番・火加減がポイント。どんな手順で鍋を作れば良いのかを知って、初心者でも美味しい鍋を作りましょう。

手際よく鍋を作る姿を彼氏に披露できれば、彼氏からの印象も良くなりますよ。

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鍋に入れる具材は下ごしらえをしよう!基本の作り方を紹介

鍋に入れる材料は切ってそのままではなく、ひとてまかける事で美味しく出来上がります。鍋を始める前に少し早めに準備をしましょう。

●魚、魚介
切って売っている魚をそのまま使おうと冷蔵庫から出したら、魚からの血や水分で水っぽい事があります。そんな時はあらかじめ出してキッチンペーパーで水分を拭いておきましょう。ぬめりがある場合は大目の塩でもみ洗いします。また魚のにおいがある場合は料理酒を使って臭みを取り除きましょう。

●肉類
凍っている場合や半解凍のときは、解凍して解凍し終わった肉はキッチンペーパーを使って余分な水分や汚れがある場合は拭き取りましょう。綺麗になったら食べやすい大きさにカットし鍋に入れるときにとりやすくしましょう。

●葉物野菜
葉物野菜はあらかじめゆでておくことで、鍋のスープが薄まる事が無く最後まで美味しく食べる事が出来ます。しっかりゆでる事はありません。洗った葉をスチーム容器に入れ軽く蒸す程度で大丈夫です。

●出汁をとりましょう。
鍋を始める前に鍋に水を入れて昆布を入れて1時間ほどそのままにして出汁をとりましょう。時間が経ったらお鍋を火にかけて沸騰する前に昆布を出しましょう。沸騰させてしまうと生臭さが出てしまいます。

鍋に具材を入れる順番・お肉やつくねはスープが沸騰してから入れよう

1 鍋に火をかける前に歯ごたえがあり硬いものを先に入れます。葉野菜の茎の部分、根菜など火が通るのに時間がかかる野菜から先に入れます。

2 沸騰前の状態になったらきのこ類をいれ野菜の出汁を出します。

3 スープが熱く沸騰したら肉や魚介を入れます。沸騰してない時に入れてしまうと生臭さが出てしまい、スープがにごってしまいます。近くに白滝があると肉が硬くなるため離れた場所に肉を入れましょう。つくねがある場合はこの時点で入れましょう。沸騰していない状態で入れてしまうとつくねが固まらず砕けてしまうので入れるタイミングに注意しましょう。

4 火が通りやすい野菜を入れましょう。入れたら火が通るまでふたをして待ちます。

鍋を食べるときの火加減について

出汁をとった味噌汁や澄まし汁などは沸騰させると苦味が出てしまうため沸騰させない程度に温めると聞いた事があります。

鍋も同様に沸騰させてしまうと中の具材が煮崩れしてしまったり、食感が変わってしまったりします。そして苦味も出てしまったり、煮詰まって味が変わってしまいます。ボコボコと沸騰しない程度に弱火で温めながら食べると良いでしょう。

途中、あくを取り除いたり、スープの量が少なくなってしまったら出汁を足しましょう。出汁を足す時は中の具材が無いときに足し、はじめと同じように具材を入れましょう。

基本的な作り方のポイント!具材を入れる場所にも気をつけよう

●火が通りやすい場所には肉や魚介を入れましょう。場所的にもメインとなる食材を真ん中に持っていく事で見栄えが良いでしょう。火が強く沸騰の時に動く場所のため煮崩れしやすい豆腐やつくねは真ん中ではなく端のほうに入れましょう。

●外側には葉野菜を入れましょう。火力が比較的弱い外側には葉野菜を入れて煮込みすぎず次々と入れられて、みんなとりやすい状態にしましょう。

●どのような肉の種類でも肉の近くに白滝を置くと硬くなってしまいます。同じ鍋の中でも少し離れた場所におきましょう。

鍋の作り方の注意点!基本的な作り方と注意点を知って美味しい鍋を

卓上コンロを使うときには、ガスが途中でなくならないように数本用意していつでも替えが出せるようにしましょう。途中で使えない状態になってしまうと温まった鍋が冷えてしまうので注意しましょう。

具材の下ごしらえにひとてまかけましょう。
切って、解凍してそのままではなく、野菜は一度火を通すことで野菜から出る水分でベースとなる出汁の味が変わらないようにしたり、肉や魚介の生臭さやぬめりがある場合はそのまま入れず、先に塩でもんでぬめりをとったり、料理酒を使って生臭さをとりましょう。どんな料理でもそうですが、ひとてまでかなり味が変わってきます。

鍋のおいしさは出汁で決まります。
入れた具材から出る出汁も大事ですが、具材に火が通って具材に絡む出汁も大事です。具材から出るものだけを頼らず、昆布やかつお節などを使ってベースとなるスープを作ってみましょう。出汁がしっかりしていると調味料が少なくても美味しく食べる事が出来ます。多めに作り煮詰まってしまって少なくなったら継ぎ足して使うと便利です。

入れるものの順番を知ろう。
出しの温度によって入れる具材の順番が変わってきます。最初に入れるもの。沸騰してから入れるものなど順番を守って鍋を作りましょう。

使う食器は厚みのある冷めずらい物を使いましょう。なべ用の食器は重く厚いので注意して使いましょう。

あくを丁寧に取りましょう。あくを取ると澄んだ綺麗な出汁になり閉めの麺やご飯も美味しくいただけます。こまめな気遣いがみられるところです。あくを取るキッチンスツールを用意し素敵な一面を披露しましょう。