一人暮らしの場合にはキッチンも狭く、お米の保存は袋のまま保存しているという方はいませんか?ついついやってしまいがちなその保存方法は、実はお米にとって劣化しやすい保存方法です。お米は保存の仕方によって、炊きあがりの味にも違いが出ます。
そこで、一人暮らしにおすすめのお米の上手な保存法についてご紹介します。
場所を取らずにお米を保存するために、おすすめのアイテムがあります。
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一人暮らしでもお米の保存法には気を付けて。お米にNGな条件とは
皆さんはお米をどこに保存していますか?適当にしたり間違った保存法をしていると、カビが生えたり虫が湧いてしまうことも。今一度チェックしてみましょう。
・袋のまま保存している
・シンク下やキッチン床に保存している
・一人暮らしだけど、10kgなど多めに買って節約している
・米びつは洗うことなくそのまま入れ替えている
こんな方は要注意です。お米にとって良くない保存環境になっている可能性があります。
お米は長持ちしそうなイメージですが、実は生ものと同じくらいデリケートな食べ物。
虫も発生しやすいので、密閉した容器に入れたり、涼しく直射日光の当たらない場所に置いたりと、結構気を使う必要があるのです。保存環境が異なるだけでお米の味もだいぶ変わってきます。せっかく新米や高級なお米を買っても、保存場所が悪ければその味を存分に味わえません。いつでも美味しいお米を食べるために、今一度適切な保存場所を考えておきましょう。
米の保存法は一人暮らしにありがちな袋のままは要注意
・お米は高温多湿に弱い
お米は過ごしやすい環境は、湿度70%以下、温度は約10度~15度です。最低でも18度以下の環境が望ましいです。高温多湿のところに保存していると酸化が早まり劣化の原因となってしまうのです。またカビ、虫も発生しやすくなってしまいます。お米につく虫はもし食べてしまっても大丈夫なことが多いですが想像すると絶対嫌ですよね。そうならないためにも、お米を保存する温度・湿度の他、下記2点のことに気をつけましょう。
・袋のままは要注意
買ったお米を袋のまま保存する人も多いですが、開封しているものはもちろん、開封していなくても、袋のままで長期間保存は危険です。実は米袋は密閉されているように思えて、目に見えないぐらいの細かい穴がたくさんあいているのです。その穴から酸化が進んだり、虫が進入してしまったりします。今まで袋のままシンク下に保存していたという方は、保存場所を考え直しましょう!
・お米は冷暗所に保存しよう
お米は冷暗所での保存が一番いいです。しかし一人暮らし用の限られた部屋だと、冷暗所ってどこ?と思う方もいるかもしれません。実はほとんどの家に冷暗所はあります。それは「冷蔵庫」。冷蔵庫の中、とくに野菜室が、お米の保存場所にはちょうどいいんですよ。冷蔵庫内は薄暗く、虫も発生しない温度なのでお米の保存にぴったりなんです。
一人暮らしならお米は新鮮なうちに食べ切れる量を購入
一人暮らしの方は、食べきれる量の「2~3kg」ずつ買うのがおすすめです。
一人暮らしの方はお米の消費量がそんなに多くないので、5kg、10kgのものを買ってしまうとその分保存する期間が長くなってしまいます。とくに夏場は要注意。
5kgや10kgより割高にはなってしまいますが、精米されたお米はなるべく早めに食べることが推奨されています。多く買いすぎて食べきれずに傷ませてしまったら本末転倒ですよね。
新鮮なうちに食べきれられるよう、一度にたくさん買わないようにしましょう。なるべく1ヶ月以内を目安に食べきるようにすると良いです。
一人暮らしのお米の保存法にペットボトルが便利
一人暮らしのお米の保存法には、ペットボトルを利用するのが便利でおすすめです。
・密封性が高い
お米は臭いがうつりやすい食材ですが、ペットボトルは密封性が高いので、湿度や臭いの影響を受けにくくなります。
・冷蔵庫にも入れやすい
縦長でスマートな形状は冷蔵庫にも入れやすいです。500mlのペットボトルで、約3合分のお米を入れることができます。
・お金がかからない
本来資源ごみになるものを使うので、わざわざ米びつなどを揃えなくてもお米を保存することができます。ジュースなどが入っていたペットボトルは臭いが残っていることがあるので、しっかりと洗って乾燥させてから使いましょう。
ペットボトルにお米を移す際は、「じょうご」を使うのがおすすめです。100均ショップでも購入できます。じょうごがない場合は、巻いて先をすぼめた厚紙などでも代用可能です。
お米の保存に場所を取らない便利な収納方法
他にも、場所をとらない便利なお米の保存法があります。
・米びつに入れる
「米びつ」「ライスストッカー」などと呼ばれる、密封性の高いプラスチック製の容器。100均ショップでも購入することができ、サイズは様々で一人暮らし用の冷蔵庫にも入れられるサイズ感のものもあります。残量がわかりやすいクリアなデザインのものがおすすめ。米びつは清潔に保つためにもそのままお米を継ぎ足したりせず、たまに洗う必要があります。
・ジッパー付き袋に入れる
ジップロックなどのジッパー付き袋に小分けにして入れる保存法。お米は空気に触れることでひび割れの原因になるので、空気を抜きながらジッパーを閉めることがポイントです。かさばらないので冷蔵庫や野菜室にも入れやすいです。野菜室に下に敷き詰めるようにすると、野菜のクッションの役目もしてくれます。移し変えもペットボトルより楽チンですね。軽量済みの状態で入れて、袋に日付と、「○合」と書いておくとわかりやすいですし使うときも便利ですよ。