ナスの天ぷらの切り方とサクサク・美味しく揚げるコツを解説

ナスの天ぷらを作ったとき、切り方がわからずに綺麗な仕上がりにならないことがあります。綺麗な見た目にナスの天ぷらを揚げたいと思っても、切り方がわからないと綺麗に切ることができません。

ここでは、ナスの天ぷらを揚げるときの切り方と、上手に天ぷらを揚げるコツについてお伝えします。

サクサクで見た目も綺麗なナスの天ぷらを揚げたい人は、これからごご紹介する手順をチェックして美味しいナスの天ぷらを揚げましょう。

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ナスの天ぷらを揚げる時の切り方のコツ・末広切りの切り方

ナスの天ぷらを家で揚げる時には、斜めの輪切りで済ませてしまう主婦の方が多いと思いますが、天ぷらの見た目をキレイにしたいのであれば、やはり天ぷら屋さんやお料理屋さんで食べる天ぷらのような美しい切り方を参考にしたいですね。

ナスの天ぷらの切り方で代表的な切り方なのが、「末広切り」で、ヘタの部分はくっついていて、下に向かって扇が広がるようにキレイに開いた状態になる切り方のことを言います。

ナスのヘタを残して縦半分に切ったら、皮面が上を向くようにしてまな板に置き、ナスのヘタ側から下に向かって包丁を滑らせて7~8本薄く切り込みを入れます。
包丁の刃の面の部分を使ってナスをまな板と包丁で挟み込むようにして押さえれば、切り口が広がって扇の様に開くので、ちょうど良い力加減と開き具合で調整して下さい。

ナスの天ぷらの仕上がりを綺麗に!飾り包丁・鹿の子切りの切り方

慣れれば簡単な末広切りですが、包丁さばきになれていない方にとってはもしかしたら少し難しい技法かもしれません。

油と相性の良いナスは、油をしっかりしみ込ませた方がジュワッと美味しい天ぷらになるので、末広ぎりが難しいからと輪切りでそのまま揚げるよりは、ナスに飾り包丁を入れて、油が入りやすいようにして揚げたほうが美味しくなります。

飾り包丁は、包丁を入れて数ミリ~数センチの所で、切れてしまわないように包丁の動きを止めるのが難しい技法になりますが、割り箸などを使って包丁がまな板につかないように工夫をすれば、初心者でも簡単に飾り包丁を入れることができるので、おすすめです。
ナスをヘタが付いた状態のまま縦半分に切ったら、ナスの両端に割り箸をセットしてから、斜めに包丁を入れ、終わったら反対の角度から斜めに包丁を入れて網目状にします。
この斜めに網目が入ったように切る飾り包丁を、「鹿の子飾り」と言います。

割り箸が歯止めになってくれるので、この方法なら失敗することがなく、末広切りにも負けない見た目のキレイなナスの天ぷらが作れそうですね。

ナスの切り方の次は衣作り!ナスの天ぷらを美味しく揚げる衣作りのコツ

天ぷらを揚げる時に私が苦戦することの一つが天ぷらの衣作りで、今までにいろいろな衣を試してきましたが、家庭の調理台だと火力が弱いこともあり、料理人が推奨する天ぷら衣のレシピではなかなか納得のいくサクサクの衣になりません。

そんな頭を悩ませる衣作りも、マヨネーズを使えば簡単に悩みが解決!

マヨネーズ大さじ1に冷水70mlを少量ずつ入れて、マヨネーズを溶くようにしてボウルで混ぜ合わせたら、小麦粉50gを入れて混ぜ合わせるだけです。

炭酸水を混ぜたり、氷水で溶いたりする天ぷら衣の作り方をいろいろと試してきましたが、この方法が一番サクサクに天ぷらが揚がるし、準備もラク!
揚げたときにマヨネーズの味は全く気にならないので、アレルギーさえなければ、マヨネーズ嫌いの方がいたとしても全く味は気にせず使うことができるので安心ですよ。

ナスの切り方がわかったあとはナスの天ぷらを作って美味しく食べよう

ナスは皮の表面がツルツルしているので、付けた衣が揚げた瞬間に剥がれ落ちやすいです。そのため、ナスに衣を絡ませる前に「打ち粉」といって、ナスの表面に小麦粉を薄くまぶす作業をすることで、衣がしっかりとナスにくっついた状態で揚がるので、仕上がりがキレイになりますよ。

ナスの表面に打ち粉をしたら、衣にサッとナスをくぐらせ(ベットリは付けません。)170度で予熱した揚げ油に皮面が下になるようにして投入し、1分揚げます。
1分経ったらナスをひっくり返して、反対側を2分程揚げ、カラッとしたら焦げないうちに油から上げて、バットに乗せて余分な油を落として完成です。

何度も連続して揚げるときには、揚げカスを小まめに取り除いて、きれいな油の表面にしてから新しいネタを入れて下さいね。

ナスの天ぷらをサクサクに美味しく揚げるコツ

ナスは水分が多い野菜なので、天ぷら衣でナス全体を覆ってしまうと、水分が外に出られなくなってしまい、ベチャッとした仕上がりになってしまうことがあります。

そのため、ナスを揚げるときには、皮面側には衣を付けず、白い身の方にのみ衣をつけることで、ナスの内部に閉じ込められた水分を外に逃がしてあげることでサクサクに揚がります。
しかも、皮面に衣を付けないことで、ナス特有のきれいな紫色が油でキレイに発色して、見た目も最高!ぜひきれいな見栄えに仕上げたい方は、挑戦してみて下さい。

また、打ち粉をした後は、余分な小麦粉が残っているとボッテリと衣がくっついてモチモチした天ぷらになってしまうため、サクサクにするためには打ち粉をしたあと余計な小麦粉は払い落とすことがポイントになります。
ハケがあれば、ナスの表面を撫でるようにして余計な小麦粉を払うことが出来ますので、ある方はぜひ使ってみましょう。