お米の保存はいつもどのようにしていますか?ハイザーや米びつに入れて保存しているという方も多いと思いますが、一人暮らしの場合には袋のまま保存しているという方も少なくないと思います。
しかし、お米の保存には袋のままと言うのは、実はNGな保存方法です。そんな時に手軽に使えるのがペットボトルを使った保存方法です。
そこで、ペットボトルを保存容器として使うメリットや、お米の保存におすすめの方法をご紹介します。
本来は捨てるはずのペットボトル。お米の保存に再利用してみましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
簡単で美味しい鍋料理!野菜だけの鍋のカロリーと栄養素について
鍋は手間いらずな美味しい料理の代表と言っても過言ではありません。沢山の材料を入れることで、それぞれの...
美味しい鍋の作り方!とっても簡単に出来るレシピとコツをご紹介
献立に困った時は鍋に決まり!冷蔵庫の中の余っている野菜や魚、肉を入れて出汁と煮込むだけで簡単鍋の出来...
料理が上手い嫁が欲しい!胃袋をつかむための料理上手になるコツ
男性が女性に求めるものはいろいろとありますが、料理が上手い女性というのも、よく聞く言葉です。彼女とし...
鍋の保温調理は忙しい主婦の味方!カバーや家にあるもので簡単に
煮込み料理は、長時間鍋を煮込まなくてはいけないものも多く、面倒でガス代も気になるという方も多いと思い...
スポンサーリンク
お米の保存容器としてペットボトルが便利
お米は販売されている時は常温の場所に山積みにされていたりするので、冷蔵庫に入れることなど考えてみた事も無い方は多いと思います。しかし、お米を美味しく食べるには鮮度が重要です。冷蔵庫に入れると常温に置いておくよりも長く鮮度を保つ事ができます。
そして、お米は高温になる場所や湿度が高い場所に保管しておくと急激に品質が低下してしまいます。湿度が高いとカビてしまったり、温度が高いと虫が発生してしまう場合もあります。日光が当たる場所も厳禁です。日光が当たり乾燥しすぎるとひび割れてしまう場合があります。また日が当たらなくなると急激に冷えて温度差が大きくなると結露してお米が濡れてしまう場合もあります。
お米には元々コクゾウムシなどのお米を食べる虫の卵が付いている場合があります。そういった虫が温度が20度以上になると発生して23度以上で卵を産んで繁殖します。寒さに弱いので15度以下では活動することができません。
これらの事を考慮するとお米の保存は冷蔵庫にすると良いのが納得できます。
ただ、お米は臭いを吸着してしまうので、様々な食品が入っている冷蔵庫の中に入れるとそれらの臭いが付いてしまいます。それを防ぐには密閉できる容器に入れることです。
そこでペットボトルです。お米をペットボトルに入れると臭い移りや乾燥しすぎなどを防ぐ事ができます。
ペットボトルを保存容器に使う時のお米の入れ方
ペットボトルは様々なサイズのものがあるので保存したいお米の量に合わせて選びましょう。
お米を入れるときは、口が狭いのでじょうごを使用すると簡単に入れることができます。じょうごは厚紙を丸めてセロテープで留めて作ることもできます。
先日100円ショップで、お米をペットボトルに保存する時に使用する便利商品を見つけました。お米の軽量カップなのですが真ん中の部分がペットボトルのキャップとして利用できるのです。軽量カップをいちいち探したり取り出さなくてもキャップが軽量カップになるというのは面白いアイデアですね。
ペットボトルの洗浄が面倒に感じる方にはこの方法が手軽
ジュースなどにおいのある飲料の入っていたペットボトルは、においが完全にしなくなってから使用しましょう。また、ベタベタした成分が内部に付着したままだとカビなどの原因になるのできれいに洗い流しましょう。しかし、ペットボトルの内側は溝等があり入り口も狭いので完璧に洗うことは難しでしょう。そのため、水やお茶の入っていたペットボトルを使用することをお勧めします。
ペットボトルの内部はお米を入れる前に完全に乾かしておく事が重要です。内部が濡れていると米がくっついてしまい、カビが生えたり不衛生になります。
しかし、ペットボトルを完全に乾かすのにはかなりの時間がかかります。
また、本来ペットボトルは入っている飲料を飲みきったらリサイクルするもので、他の用途に再利用するようには作られていません。
そこで、食品用の密閉袋をお勧めします。ペットボトルは中のお米が減ってきてもペットボトルの大きさ分のスペースを必要としますが、袋ならばお米の減少とともにスペースが少なくて済みます。衛生的にも冷蔵庫内で占めるスペース的にも利点があります。
お米の保存容器は市販のものも便利
米びつ以外にもお米を保存する容器が販売されています。
一見麦茶を作る容器に似ているのですが、蓋にお米を軽量するカップがついていてお米が出てくる穴も麦茶容器よりも大きくなっています。一人暮らしなどで保存するお米の量が少ない場合にはこういったお米保存容器が便利です。
上部の蓋全体を外す事ができるので内部を簡単に洗って乾かすことができます。また、口も広いのでお米を入れる作業も早く簡単に行うことができます。
お米を入れるとぬかなどが付着してしまいます。古いぬかが付いたままだと不衛生になり虫の発生の原因にもなります。中を簡単に洗うことができるというのは大きな利点です。
お米を美味しく食べたいなら鮮度が大切
お米を美味しく食べるには適切な保存方法をとり早いうちに食べきることが大切です。お米には消費期限や賞味期限が記載されていません。お米は野菜等の農産物と同様の扱いになっているためです。野菜は大根なら新聞紙でくるんで袋に入れて冷蔵庫に入れる、キャベツは芯の部分に濡らしたティッシュを付けておくと長持ちするなど保存の仕方で持ちが違ってきます。お米も同様で、常温で保存するよりも温度の低い冷蔵庫で保存するとより長い間美味しく食べることができます。
冷蔵庫にお米を入れるスペースがある場合は、お米を冷蔵庫に保存する事をお勧めします。しかし、冷蔵庫にお米を入れるスペースが無い場合もあります。我が家も冷蔵庫はいっぱいのことが多く5kgものお米を入れることはできません。そんな場合は高温、多湿、日光と臭いを避けた場所に保管して米びつの中に唐辛子を数本入れると良いでしょう。唐辛子は虫除けとして効果を発揮してくれます。
冷蔵庫にスペースがあるときだけは入れて、一杯になったらお米を出す、という事だけは止めましょう。温度差が激しくなるとお米が結露して濡れてしまいます。濡れたお米は非常にカビやすく、虫の発生リスクも高まってしまいます。
お米は一ヶ月程度で食べきれる量を購入して適切に保存すると、鮮度がよく美味しいうちに食べることができます。