鍋を作ると、食べきれなくてどうしても残ってしまうことがありますよね。
いろいろな具材から出た美味しいダシが溶け込んだ残り汁を、翌日に何か他の料理に使えないかと考えたことがある方も多いと思います。
鍋の残りはちょっとした工夫で、翌日に簡単リメイク。違う料理として食卓に登場させることができます。
鍋の残り汁を使った簡単リメイクメニューをご紹介します。
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翌日、超簡単にできる鍋の残り汁のあんかけ
寒い季節になると、鍋の出番が増えますよね。
具材のダシが染み込んだ温かい鍋は、体を芯から温めてくれる冬には定番の料理です。
具材を変えることで、スープの味も変化するので、飽きずに色々な味を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
鍋は、多めに作ることが多いので、残ってしまうことも多いですよね。でも、せっかくの魚介やお肉のダシがたっぷりと染み込んだスープを使うのは、なんだかもったいないような気もします。
ダシの効いた残り汁は極上あんかけにリメイク
鍋の残った汁を使ってする料理は、雑炊が定番ですが、雑炊以外にも残り汁を使った料理はたくさんあります。
おすすめは、「あんかけ料理」にリメイクする方法です。あんかけといえば、ごはんにかけたり、焼きそばにかける料理もあります。あんを作ることで、食べ方もアレンジが可能です。あんのトロ味と付けるためには、水溶き片栗粉を入れることが基本です。
鍋スープの味そのままでも充分美味しいですが、ちょっとアレンジを加えたい場合は、さらに鶏ガラスープの素やごま油、バターなどの調味料を加えてみましょう。
材料によっては、中華風になったり、洋風になったり、様々な味を楽しむことができます。鍋の汁は、「あんかけ」にリメイクが定番になりますよ。
鍋の残り汁の翌日リメイク法、寄せ鍋を茶碗蒸しに
和風の醤油ベースの寄せ鍋は、ダシが効いていてとても美味しいですよね。この和風ベースの味を活かして、和風料理である茶碗蒸しにリメイクする方法もおすすめです。
寄せ鍋スープは茶碗蒸しにリメイク
茶碗蒸しは、通常和風出汁を卵液で伸ばして蒸し固めた物です。この和風出汁を鍋スープで応用してみましょう。
鍋スープは、すでに色々な具材が煮込まれて出汁の旨味がたっぷり出ています。他の調味料を入れなくても、出汁の味が充分に感じられる一品になります。鍋で残った具材は使わずに、茶碗蒸しに合う小エビや鶏肉などの具材を新たに入れて作る方法がおすすめです。
鍋の残りで作ったとは思えない美味しい茶碗蒸しが出来ます。
キムチ鍋の残り汁を使った翌日リメイク
辛党の人は、特にピリッと辛いキムチ鍋が好きという人も多いのではないでしょうか。
キムチ鍋をキムチチャーハンにリメイク
キムチ鍋は、真っ赤なスープが特徴で、マイルドな辛味が体を温めてくれるので、クセになってしまいますよね。キムチ鍋は、スープの個性が際立っているので、締めにはご飯やラーメンが一般的ですが、キムチ鍋の活用はそれだけではありません。
おすすめは、キムチチャーハンです。
キムチ鍋の締めに雑炊やラーメンばかりでは、いくら好きでも飽きてしまいますよね。鍋と少しかけ離れたイメージの「キムチチャーハン」にリメイクすることで、新鮮な気持ちで美味しさを感じることが出来ますよ。
キムチ鍋に残った具材は取り出し、食べやすい大きさに細かく切りましょう。具材とご飯、溶き卵を加えて炒めたら、キムチ鍋のスープを適量入れて味付けします。
キムチチャーハンには、ごま油がよく合います。仕上げに、刻み海苔をかけて、本格的なチャーハンの完成です。
甘辛いすき焼きのアレンジメニュー
牛肉や玉ねぎの旨味がたっぷり出たすき焼き鍋の残り汁は、捨てるのがもったいない鍋のひとつです。すき焼きに使う汁は、甘辛い味付けの濃い目のスープです。
すき焼きの残り汁をうどんにリメイク
一番簡単な方法は、牛の小間切れ肉を残った汁で炒めて、牛丼の具にする方法です。
でもすき焼きを食べた翌日に、牛丼だとちょっと胃が疲れそうですよね。
そんな時は、うどんの具としてアレンジしてみてはいかがでしょうか。
温かいうどんの上に、牛丼の具を乗せたり、焼きうどんの具として一緒に炒めるアレンジもおすすめですよ。
味付けは、すき焼き鍋の残り汁をそのまま使うのではなく、味が濃いので、お湯で伸ばして調整して使うと良いでしょう。
鍋の残り汁は美味しいダシの出たスープの素
鍋の締めは、雑炊ばかりではありません。アイディア次第では、まったく別物の新しい料理に変身させることが可能です。
鍋からどんな料理に変身させるかはアイディア次第
鍋の残り汁を使うメリットは、すでにたっぷりの出汁が詰まったスープということです。
追加で味付けをしなくても、具材の出汁の旨味を感じられる料理になるということは他の料理にはない大きなメリットですね。
出汁の旨味を活かす料理の代表的な物は「シチュー」
シチューは、具材を炒め、じっくり煮込んで出汁が出たスープが味の決め手です。
シチューだからと言って、洋風鍋だけが合うということはなく、和風の寄せ鍋を使った和風シチューも絶品の料理になります。
寄せ鍋を和風シチューにするには、まず鍋の残り汁のアクをしっかり取ることが大切です。
味付けのポイントは”味噌”です。味噌で、コクを出し、さらに生クリームをくわえてよりマイルドに仕上げましょう。
寄せ鍋とは違った美味しさで、味わうことが出来ますよ。