鍋の残りで翌日も楽しもう!残り鍋の簡単アレンジ方法

鍋を食べ終わった後の残り汁は、旨味が濃縮されて大変美味しいものです。
捨ててしまうのではなく、翌日まで取っておいて楽しみませんか?

鍋の残りは、アレンジ次第で多彩な料理に生まれ変わります!
あえて残して、翌日のお楽しみにとっておくのもおすすめです。

ただ、保存方法によってはせっかく残った鍋が傷んでしまうので、保存方法には注意が必要です。

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鍋の残り汁を捨てるのはもったいない!翌日以降も楽しめる

寒くなると鍋が美味しい季節なんて言われますが、鍋料理が多くなっても鍋にはたくさんの野菜やお肉、魚介類なんか使ったものがあり、鍋ばかりしていると出費がどんどんかさみます。
家庭に食べ盛りの子供が数人いると余計に大変です。

そんな悩みを解決するためには、余った鍋の汁で翌日にアレンジ料理を作ってみるととても経済的です。
経済的な理由でそのようにする方もいらっしゃいますが、たくさんの野菜や肉、魚から出汁がでた残り汁を好んで翌日にアレンジする方も多いんですよ。

1日目は鍋料理で美味しく、2日目はたくさんの出汁がでた贅沢な汁でアレンジ料理で経済的に美味しく食べられる鍋料理はお母さん達の味方でもあります。

残り汁のアレンジ料理はあなたのアイディア次第やレパートリー次第ではとても種類が豊富に作れます。

その中でも一般的なのが雑炊です。
鍋の残り汁で作った雑炊の作り方やポイントは以下で紹介します。

鍋の残りは翌日雑炊に!美味しい雑炊を作るポイント

「鍋の残り汁を翌日に雑炊にする」
これはお母さんたちが経済的に料理をするためのコツだったりします。
そしてレパートリーの1つにもなりますね。
残り汁とはいえ、多くの出汁が効いた雑炊を美味しく家族に作って上げたいものですよね。

鍋の残り汁で美味しく雑炊を作るポイント

  1. 残った鍋の具は1度取り出します。
    きっちりとる必要はありません。おおまかで良いですよ。
  2. ご飯はザルに入れ水洗いし水を切って置きます。
  3. 残り汁を温め、温まったらご飯を入れます。
    汁が多いようであれば多い分捨てて、少ないようであれば水と調味料類を足します。
  4. ご飯を入れた汁が煮立ってきたら、卵をほぐして回し入れます。
    卵が固くならないよう火をすぐに止めて蓋をして予熱で卵に火を入れていきます。

これで雑炊の完成です。
ご飯がサラッとした方が良いのか、ベチャッとするくらいが良いのか、好みによっても煮る時間が異なってきますね。

最初に取り除いた具は入れなくても良いですし、入れる場合は残り汁にご飯を入れる→残りの具材を入れる→とき卵といった順ですと人参などの野菜の彩りが卵の間から見え見栄えがよくなります。

最後に、ネギや三つ葉などを乗せるとより完璧な雑炊に仕上がります。
残り物だからこそ、彩りを考えたり綺麗に仕上げると「残り物」という概念が消え食べやすくなりますよ。

翌日に向けて鍋の残りで雑炊を作る場合の注意点

鍋の残り汁を翌日に雑炊にする場合の注意点があります。
それは残った汁の保存方法です。

冬になると出番の多い鍋料理ですが、寒い季節だからといって保存方法を油断してはいけません。
冬場にやりがちな常温保存ですが、これは絶対にしてはいけません。
料理は冷めると余計に痛みやすくなりますし、知らず知らずのうちに様々な菌が繁殖して食中毒の危険性が増します。

そこで適切な保存方法ですが、冷蔵庫にスペースがあるからといって使った鍋ごと冷蔵庫に保存することはやめましょう。
食中毒というよりも、鍋の臭いが冷蔵庫の中で充満してなかなかとれません。
面倒くさいという行為がさらに面倒くさいことにつながってしまいますので、面倒臭がらず容器を変えるかジップロップに入れるかなど1手間加えましょう。

そして、鍋を食べる時は、みんなでお鍋に箸をつつきながら食べるのが醍醐味でもありますよね。
しかし、翌日に残り汁を雑炊にしたいと考えるならば、専用の箸やおたまを用意した方が衛生面では無難です。

誰かが風邪の菌を持っていれば家族全員に移してしまう可能性が大きくなりますし、冷蔵庫に保存したとしても菌の繁殖により食中毒になってしまう可能性もありますので、無難な道を選ぶと良いでしょう。

翌日が楽しみ!鍋の残りで作る簡単リメイク料理

鍋の残り汁のアレンジ料理といっても「雑炊くらいでは?」と思う方は多いと思います。
ですがアイディア次第ではアレンジ料理の種類が豊富なんですよ。

料理が苦手だったり、少しでも食費を浮かせたいお母さん達必見です。
残り汁の量次第では複数品作れてしまいます。

鍋の残り汁でアレンジ料理

  • パスタのソース
  • 茶碗蒸し
  • 卯の花の出汁
  • 炊き込みご飯
  • 豚汁
  • 雑炊
  • カレーの出汁

メインになる料理の出汁に使用するとアレンジのレパートリーが増えます。

残り汁の出汁は様々な具材から出ていますのでシンプルに作るよりも一味違う仕上がりになります。
家族も喜んでくれること間違いないでしょう。

鍋に残ったスープは、とろみを付けて翌日あんかけで楽しむ!

鍋の残り汁に更に具材を足して、片栗粉でとろみをつけます。
たくさんの食材から出た出汁がとろみをつけることにより旨味が凝縮し、とても美味しい中華丼や八宝菜にアレンジすることができます。

これで、前日にお鍋で残った汁や使いきれなかった野菜で翌日家計に優しい料理を完成させることができます。

美味しく、家事にも優しく、そして家事の手間を楽にする、翌日のアレンジ料理はお母さんたちの味方です。

今までなんとなく捨ててしまっている方も多いと思いますが、これだけ残り物でこれだけメリットが多い料理はなかなかありません。

ぜひ試して、美味しい料理で家族を喜ばせてあげてくださいね。