家で鍋をする時に、材料を入れる順番に気を付けたことはありますか?
何となく材料をどんどん入れているだけという方もいるかもしれません。
実は、鍋は入れる順番によって美味しさが変わります。
それぞれの具材に適したタイミングで鍋に投入すると、一番美味しい状態で食べることができます。
では、鍋をより美味しくする具材の入れ方をご紹介します。
冬は家族で鍋を囲む機会も増えます。
同じ材料なら、美味しく食べる方がより笑顔になりますよね。
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鍋に材料を入れる順番によって美味しさが変わる!入れ方の基本
寒い季節になると鍋料理が美味しくなりますよね。
そんなお鍋には、たくさんの具材を入れたくなります。
しかし、入れる順番を考えずに入れてしまい、具材が煮えすぎてしまったもの、火が通っていなかった…。なんて経験をしたこともあるのではないでしょうか。
と言うことで、ここでは鍋に入れる順番によって美味しさが変わる、一番美味しい状態で食べれる入れ方の基本についてお伝えしていきます。
鍋に具材を入れる順番
鍋の食材として考えられるものには、火が通りやすいもの、通りにくいものがあります。まずはこれを踏まえて、具材を入れる順番を意識していきましょう。
- 肉類…お鍋のだしが常温の状態から入れていきます。
- 野菜…根菜などは常温の状態から入れて、葉の部分などは最後に入れる。
- 魚介…煮崩れしやすいものが多く、火を通しすぎると身が硬くなるものもあるので、一番最後に様子を見ながら入れる。
鍋を味しく食べるために、具材を入れる順番をほんの少し意識するだけで、より一層美味しさが変わりますよ。
鍋の材料、野菜やきのこ・豆腐類を入れる順番
火が通るのに時間がかかる野菜は、だしが出やすいものから入れるようにしましょう。
特に大根や人参やごぼうなどを鍋に入れたい時には、火が通るまでに時間がかかりますので、先述したように常温の状態から入れるようにしましょう。
きのこ類はだしがフツフツとして、温まってきたタイミングの時に入れます。
きのこはだしが出やすいので、先に入れた方が良いのでは?と思いますが、火を通し過ぎると食感が失われるので、だしがフツフツとしてきたら入れるのが、ベストなタイミングです。
豆腐には、木綿と絹があります。
木綿豆腐はだしをある程度吸わせると、より美味しく感じるので、だしがフツフツしてきたらきのこと同じタイミングで入れましょう。
早く入れすぎてしまうと木綿豆腐の水分が出てしまうので、入れるタイミングに注意をしてください。
絹ごし豆腐は温めるだけで大丈夫なので、だしが十分に温まってからいれましょう。
豆腐は木綿か絹かで、入れるタイミングが違うことを覚えておくと、より美味しく食べることができますよ。
鍋のメイン材料、肉類を入れる順番
鍋料理に欠かせない主役と言っても良い、お肉。
お肉の種類にも牛肉・豚肉・つみれなどがあります。
お肉を鍋に入れる時にはしっかり火を通すために、先に入れるのが当たり前のように感じますが、実は、沸騰してから入れるのがおすすめなんです。
その理由は、最初から入れてしまうと鍋底にくっ付きやすくなくなり、煮えすぎると固くなってしまうのです。
鍋に肉類を入れる順番
- だしが沸騰してきたら、鍋の中で火力の強い場所に肉を入れます。
この時、肉が底にくっつかないように泳がせるように入れるのがポイントです。 - しっかりとアクをとり、だしを汚さないようにしましょう。
- 煮立てないように火力を調節する。
また、途中でお肉を鍋に足す時には、必ず先にだしを煮立たせてから入れることがポイントです。
鍋に魚介を入れる美味しいタイミング
鍋をする時にはメインになる食材を魚介にするのか肉類にするのか、好きな食材で決めると思いますが、魚介がメインの時には鍋に魚介を入れる美味しいタイミングはいつなのでしょうか?
魚介類は煮込みすぎるとNG!美味しく食べるタイミングはいつなのでしょうか。
鍋の魚介を美味しく食べるタイミング
白身魚
白身魚は煮崩れしやすく火の通りが早いので、なるべく食べる直前に入れるのが美味しく食べれるタイミングです。
白身魚は煮すぎてしまうとバラバラになってしまうこともあるので、入れるタイミングには注意をしましょう。
牡蠣
牡蠣を煮込みすぎると縮んで硬くなってしまい、旨味がなくなってしまいます。
おすすめは生食用の牡蠣に片栗粉をまぶし、鍋に入れると縮みにくく臭みもなくなります。
お店みたいな鍋の並べ方
お店で鍋料理を食べる時、火をつける前に鍋の中身を見ることがありませんか?
その時にどうしたら、こんなに上手に盛り付けることができるのだろう?と感じることがあります。
鍋料理は気軽に大雑把に食べられるのが魅力でもありますが、見た目の美味しさにも気を使うことで、さらにより美味しく食べることができます。
お店みたいな鍋料理の盛り付け方
- 鍋は深いものではなく浅い鍋を選ぶ
深い鍋にしてしまうと具が見なくなってしまい、特に野菜は火が通るほど下に沈んでしまいます。
浅めの鍋がない場合には、底に白菜などの野菜を敷くと他の野菜も沈みにくくなります。 - 具材は大きさや数をそろえる
具材を切る時に大雑把に切ってしまうことがありますが、大きさや数をそろえることで見た目もきれいでまとまり統一感がでます。 - だしが出るものと吸うものを交互に並べる
だしが出るもの(肉やしいたけなど)と吸うもの(豆腐など)を交互に並べることによって味が浸透し、旨味がでます。 - カラー食を中央に置く
鍋の具材には緑や茶色や白といった物が多いなか、ポイントカラーになるにんじんやエビなどを鍋の中央に置くと、鍋がぐっと華やかになります。
お鍋を簡単できれいにみせる盛り付けのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?ほんの少し人手間かけるだけで、お店のような素敵な鍋を作ることができます。
鍋のシーズンには、是非挑戦してみてくださいね。