鍋は食材の旨味が出汁として味わえるので、簡単で美味しい料理の代表格です。
自慢できる自分の鍋レシピありますか?
今回は『簡単』の定義について考えつつ、安めの食材を使って美味しく仕上げるお鍋のレシピをご紹介いたします!
ベースの出汁や野菜を決めて、あとは季節によってメインを変えてみたり、シメに変化をつけてみましょう。
節約しつつも安っぽくない!
食費を抑えつつも出汁は出し惜しみしな!
そんなお鍋について、ご紹介いたします。
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鍋のいいところは、簡単で美味しいところ
鍋というと簡単!そんな印象があります。冷蔵庫に残っている食材を一掃できる料理!なんてよく耳にしますよね。
しかし簡単と一言で言っても、その捉え方は人にとって違いがあります。毎日料理を作って手慣れている主婦ならば、鍋は具材を入れて煮込むだけの簡単料理だと言えます。でも料理初心者の方だとどうでしょうか?出汁のとり方は?具材の切り方は?と、簡単な鍋料理でも悩んでしまうポイントはたくさんあります。
また料理は後片付けが大変、面倒と考える方もいるでしょう。そんな方にとっては鍋は洗い物が少なくて済む簡単料理に分類されますよね。
まずは自分が簡単に済ませたいポイントを考えてみてください。料理の手順?材料の下準備?それとも後片付け?
それらのポイントを踏まえた上で、ここでは私の考える簡単で美味しい鍋料理を、ご紹介していきます!
簡単で安くて美味しいもやしをたっぷり入れた辛ピリ鍋
ピリッと辛い鍋は冬には体が温まり、夏場は落ちている食欲を増進させてくれる、季節を問わずに楽しめる鍋です。またもやしをメインにすることで、食材を安く済ませることができるので、お財布にも優しい鍋料理!我が家のおすすめ鍋の1つです。
●もやしの辛ピリ鍋のポイント
・もやしをたっぷりと入れてボリュームアップ!
もやしは火を入れるとかさが減ってしまいます。たっぷりと鍋に入れてボリュームをアップしましょう。
・他の具材で出汁の深みを出す
もやしは安価でお財布に優しい食材ですが、出汁に溶け込む旨味としては物足りなさを感じます。そこでニラや豚バラなどコクが出る食材をプラスしましょう。たくさん入れなくても大丈夫!アクセントとして楽しめる程度の量でOKです。
・出汁は中華だしで簡単に!
鍋料理が面倒だと言う方は、出汁を昆布や鰹節を使ってとってはいませんか?もちろん基本に忠実な料理は、出来上がりも納得の行く美味しさになりますが、料理初心者の方にとってはハードルが高くなるのは間違いありません。簡単に作るのなら市販の中華だしでOK。後は具材から染み出す旨味で、カバーが可能です。
・辛味はキムチを使おう
ピリ辛の辛味は、キムチや市販のキムチのタレでさらにお手軽、簡単に!味がいまいち決まらない時は味噌を溶かすのがポイント。
すべてがちょっとしたポイントですが、ここを抑えておくと簡単に美味しい辛ピリ鍋が出来上がります。
後は煮込みすぎず、もやしがシャキシャキの食感のうちに食べること。食べるタイミングも料理には大切ですよ。
鍋の中にたっぷり詰まった美味しいお出汁は鱈!簡単でシンプルに。でもとびきり美味しいレシピを紹介
もやしの辛ピリ鍋では、旨味を出すために豚バラを入れるのをおすすめしましたが、魚から出る出汁も鍋料理をとっても美味しくしてくれます。
ぜひ旬の魚を鍋に入れてみてください。旬の食材は美味しいだけではなく、価格がやすいのも魅力です。ちなみに冬の鍋の季節におすすめは魚は鱈です。白身なのでクセはありませんが、しっかりと鍋の汁に旨味をプラスしてくれます。もちろん値段もやすいので、もやし同様に家計に優しいですよ。
魚の鍋はちょっと。という方は下準備が面倒だといいます。魚をさばくことができない方は、すでに切り身になった鱈で構いませんよ。一口サイズにカットして、さっと塩をふるだけで下準備は終了です。塩をふっておくと、柔らかく崩れやすい鱈がプリとした食感に変身します。
また気になる味付けですが上記したピリ辛鍋にも、味噌仕立ての鍋にも、あっさりと塩味の鍋など、どんな鍋にも合う万能な食材です。
出汁をとるのが面倒だったり苦手な方は、和風の顆粒だし、中華だし、めんつゆなどを利用し、後は野菜や鱈から出る旨味でカバーをしましょう。
ワンポイントアドバイスとしては、味に物足りなさを感じる時は塩を少々足してください。グッと味が引き締まります!これで魚の旨味がたっぷり詰まった鍋の完成です。
お休みの日のお昼はコンポタ鍋で決まり!子供が喜ぶ簡単で美味しい作り方
お子様がいるお家では、鍋が苦手で出番が少なくなるという場合もありますよね。我が家も子供が小さい頃には、オーソドックスな鍋を好みませんでした。
しかし、ちょっとした工夫次第で鍋好きになったんです!その工夫というのは、子供が好きな味付け、具材です。
どうしても大人メインだと、さっぱりとした味付けや、辛い味付けを好んでしまいますが、ここを子供目線に変えます。
子供が好きなコーンポタージュやカレーを鍋に。コーンポタージュは顆粒でも、パックや缶に入ったもので構いません。普段と同じ様に牛乳や豆乳で濃さを調整しましょう。鍋にするので焦げないように、いつもよりも気持ち薄めにするのがポイントです。
そしてさらに子供の好きな具材を投入です。味付け前のミートボール、ウィンナー、鶏肉、ボイルしたじゃがいもを入れたり、また一緒に食べてほしい野菜も鍋に入れましょう。彩りも食欲に大きく関係をします。人参やブロッコリーなど、見た目にもキレイで、栄養満点な野菜を選んでくださいね。
最後にチーズをたっぷりとかけて、蓋をして予熱で溶かして出来上がりです。同じ要領でカレーで鍋を作っても、子供が喜びますよ!ぜひお試しを。
簡単でしかも美味しい鍋のレシピは季節によってメインを変えて
鱈鍋で紹介をしたように、季節によって旬の野菜、旬の魚を使うと、どんな鍋を作ろうか迷わずにすみます。
旬がいまいちわからない。そんな場合はスーパーの魚コーナーで見切り品ではないのに、安い魚がないかチェックしてみましょう。鮮度が抜群なのに安いのは旬の証拠です。
秋なら鮭、冬なら鱈というように、旬の魚が段々とわかってくるようになりますよ。野菜も定番野菜は年中スーパーに並びますが、価格を見ていると旬がわかるようになります。
メインが決まったら、後はいつものの定番材料で構いません。きのこ類、キャベツや白菜の葉物野菜を入れてください。また冷蔵庫の中にある野菜を一掃するスタイルもおすすめです。野菜ではありませんが、油揚げなども旨味を増してくれますね。
こんなふうにメインと定番材料を組み合わせるだけで、簡単に悩むことなく、鍋の具材を選ぶことができます。鍋の日は考える必要なし!そんな日が週に一日あると、毎日の食事作りもずいぶんとラクになります。
食材から出る旨味を最大限に活かす「入れる順番」
鍋を作ることになれてきたら、より美味しい鍋を作るために、今度は具材の入れる順番を考えてみましょう。
全部鍋にセットして、火を付けるだけでも鍋は美味しく出来上がりますが、材料の入れる順番に注意をすると、さらに美味しい鍋を食べることができますよ。
料理の基本として、火の通りにくものは最初に入れる!コレが鉄則です。野菜に人参などの根菜類があるのなら、やはり先に入れて火を通さなければいけません。
次に肉や魚類です。旨味が出るので最初に入れる方もいらっしゃいますが、最初に入れて煮込んでしまうと、パサついてしまったり、固くなったりと魚や肉本来の美味しさがなくなってしまいます。火が通って食材が最も美味しいタイミングで鍋が仕上がる順番がベストです。
最後は葉物野菜。白菜やニラなど、すぐに火が通ってしまう野菜を最後に入れて蓋をします。白菜の茎に厚みがある部分は早めに入れても良いですよ。
鍋は簡単で美味しい!しかも栄養も満点です。締めにご飯を入れて雑炊、うどんを入れたりラーメンを入れたりして、二度美味しくいただくことができます。あなたの簡単のポイントを考えて、ぜひ鍋料理にも生かしてください。