鍋にはいろいろな具材が入り、美味しいダシがたっぷりと出ています。鍋の最後にはご飯を入れて雑炊にしたり、麺類を入れて最後まで楽しみますが、それでもスープがたっぷり余ってしまった時に、「捨てるのがもったいないなぁ」と感じたことがある方も多いはず。
鍋の残り汁は、捨てずにリメイクするという方法もあります。
ダシの出たスープは他の料理に使っても美味しくないはずがありません。
残り汁を使ったリメイクのアイデアをご紹介します。
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鍋の残り汁は旨みがたっぷり
みなさんは、鍋の残り汁をどのように使っていますか?
鍋の締めを楽しんだら汁は処分してしまう人、何日か同じ鍋を食べ続けている人など様々だと思いますが、もしも「捨てるのが勿体無い」「同じ味は飽きてしまう」と感じている人がいるとすれば、おすすめしたいのが残り汁のリメイクです。
鍋の残り汁にはもともとの出汁の味に加え、沢山の具材から出た旨味が溶け込んでおり、最高に美味しい状態になっています。
すでに汁に味が染み込んでいるので、リメイク料理に使う時には余計な味付けも必要なく、簡単に美味しい料理を作ることが出来ます。
鍋の締めに、雑炊や麺類を楽しむ方は、事前に少しだけ汁を取り出しておくと、残り汁がドロドロにならないのでおすすめです。
これから、味別にいくつかのリメイクレシピを紹介していくので、ぜひ参考にしていただければと思います。
寄せ鍋の残り汁は茶碗蒸しにリメイク
寄せ鍋の残り汁には、魚の出汁や野菜の旨味が溶け込んで、スープだけでも美味しくいただけるものとなっています。
そんな寄せ鍋の美味しい出汁を使って、「茶碗蒸し」を作ってみましょう。
普段は、なかなか作る機会がないという方でも、鍋の残り汁を使えば簡単に調理ができますよ。
寄せ鍋の後は茶碗蒸しへリメイク
用意するもの
- 卵
- 冷やした寄せ鍋の残り汁
- お好みの茶碗蒸しの具(しいたけ、鶏肉、かまぼこ、三つ葉など)
- アルミホイル
- フライパン
- 竹串
調理方法
- 卵と鍋の残り汁を1:3の割合で混ぜ合わせます。
- 火が通りにくいものから順に、器に入れていきます。
- 2に1を入れます。吹きこぼれないように2cmほど余白を取ってください。
- 器を1つずつアルミホイルで覆い、水滴が入らないようにします。
- フライパンの2/3程度に水をはり、沸騰させたら器を並べます。
- 蒸し時間は器の大きさによって異なりますが、10分程度で火が通ります。
- 竹串で真ん中あたりを刺して、火が通ったか確認すれば完成です。
鍋の残り汁をいろいろな料理にリメイク
鍋の味によって、いろいろなリメイク料理が楽しめます。
どれも鍋の残り汁を使ったとは思えない、美味しい料理になりますよ。
トマト鍋の残り汁は、パスタソースに変身
オリーブオイルでニンニクや鷹の爪を炒めて、残り汁を投入すれば、それだけで美味しいトマトソースが出来上がります。
鍋で使った、しめじなどの残り野菜や、ウインナー、ベーコンなどをお好みで加えれば、美味しいパスタの完成です。
水炊きやおでんの残り汁で、炊き込みご飯を作ろう
残リ汁をクッキングペーパーでこして、だし汁にします。
お米を研いだら、だし汁に酒、醤油、塩などの調味料を加えて分量分入れ、お好みの具材を入れて炊きます。
生姜のみじん切りや、大葉などの薬味を使えば、汁に残った臭みも全く気になりません。
カレー鍋の残り汁は、カレードリアに
カレー鍋の残り汁は、薄味になっているので、カレールーを足して味を調整して使うのがおすすめです。
ご飯の上に、とろみのついたカレー鍋の残り汁をかけ、チーズをのせてトースターで焦げ目がつくまで焼きます。
残った鶏肉やきのこ等の具材があれば、残り汁と一緒に煮てご飯の上に乗せれば、ボリュームがでます。
鍋の残り汁に片栗粉を加えてあんかけにリメイク
ちゃんこ鍋の残り汁は、あんかけにして色々な料理に使いましょう。
ちゃんこ鍋の残り汁は、あんかけにしよう
中華丼
醤油味のちゃんこ鍋は、残った具材と一緒に火にかけ、オイスターソースやごま油、塩で味を整えたら水溶き片栗粉でとろみをつけます。あつあつのご飯にかければ、中華丼の完成です。
あんかけ焼きそば
塩ちゃんこ鍋は、残りの具材と一緒に火にかけ、生姜、塩、オイスターソースで味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつけます。焼きそばの麺とからめれば、美味しいあんかけ焼きそばの出来上がりです。
鍋の美味しい残り汁を保存したい時には
鍋の残り汁は、冷蔵庫で2~3日保存が可能ですが、その期間に食べる予定がないという時には、「冷凍保存」がおすすめです。
せっかくの美味しい残り汁なので、捨てることなく大事に使いましょう。
冷凍保存には、冷凍用の保存容器や、ジッパー付き保存袋を使用しましょう。
保存した容器のまま解凍も出来るとラクなので、電子レンジに対応したものであればさらに効率的です。
製氷皿に入れて保存すれば小分けに保存ができるので、ちょっとした料理の隠し味や、一人用の鍋に使用する時に便利です。
冷凍期間は2~4週間程度なので、冷凍庫の奥にしまい込んでしまわないうちに使ってしまうことをおすすめします。
美味しい鍋の残り汁はいろいろな料理に使えます。
ぜひ一度、試してみてください。