ナスを料理に使う目的で切った後に、ナスを使い切れずに困ってしまうこともあります。切った後のナスは、一体どのようにして保存すれば良いのでしょうか。
切ったナスは、切っていないナスよりも保存期間が短くなってしまいます。少しでも保存期間を伸ばせるように、どのように保存すれば良いのかチェックしてみましょう。
ここでは、切った後のナスの保存方法についてお伝えします。保存する時のポイントや保存方法を知って、残ってしまったナスを捨てずに料理に使えるようにしましょう。
ナスは冷凍保存・乾燥させて保存することが可能な野菜です。色々な保存方法を知って、便利に活用してください。
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切った後のナスの保存は酸化を遅らせることがポイント!切ったナスの保存方法
切った後のナスの切り口、時間がたつにつれてどんどん変色をしていきますよね。
切り口の変色はナスの酸化が原因
ナスには酸化酵素が含まれているので、空気に触れることで酸化をしてしまうのです。
コレを褐変と呼びます。褐変というと難しく感じますが、耳慣れた言葉でいうとアクです。
カットしたナスを明日の朝食に使いたい
そんな時は、漬け込んだまま冷蔵庫で保存をしましょう。
次の日など、比較的早く一日で使う場合は良いのですが、長く保存するのには向いていません。
その理由は変色はしなくても、ナスの劣化は防げてはいないからです。
塩水や酢水に使っていても、時間とともに劣化が進み、味にも影響が出ます。この方法での保存は長期には向いてはいませんので、注意をしてください。
切った後のナスは冷凍保存が便利
長期の保存をする場合は、お肉やお魚など、どのような食材も冷凍保存が一般的です。
しかし野菜は?となると、水分を多く含むものが多いため、生のままでは冷凍保存が向かないものが多くなります。
ではナスはどうでしょうか?ナスも水分が多い野菜なので、不向きでは?と思ってしまいまいがちですが、意外にもナスは冷凍保存ができる食材なのです。
切った後のナスは上記の方法でアク抜きをした後(水だけでも構いません)、水気を取り除いて保存袋に入れて冷凍保存をしてください。この時袋に空気が入っていると、やはり酸化してしまったり、霜がついたりと、味の低下につながります。できるだけ空気を抜きましょう。
ナスを切った後は干しナスにして保存すると保存期間が伸びる
野菜は乾燥をさせて保存する方法もあります。干ししいたけや、切り干し大根などがそうです。
ナスの保存期間を伸ばしたい、乾燥させる方法がおすすめ
乾燥ナスの作り方
- ナスを切ります
ナスは1.5~2.5センチの薄切りに、切った後のナスの場合も薄切りにし乾燥しやすいようにしましょう。 - アク抜き
塩水や酢水に10分程度つけてアク抜きを行います。 - 天日干し
ザルなどに並べて天日干しを行いましょう。目安は3日程度です。 - 密封袋に入れて保存
乾燥をしたナスは密封袋に入れて保存をします。
変色が気にならない方は2の工程をとばしてもOKです。
また保存をする場合も、半乾きや軽く乾燥をさせた場合は、冷蔵保存がおすすめです。
切った後の変色は大丈夫?食べられなくなったナスを見分ける方法
切った後にナスが変色をしてしまうのは、酸化であって仕方がありません。
切った後の切り口がいつもと違う場合は注意が必要
種が黒くなっているので、いつもと違う!食べられないのでは?と、思ってしまいますが、種が黒くなっているだけであれば、まだ食すことが可能です。
もし自分で区別がつかず、種や中身の変色が気になる場合は無理食さないでくださいね。
切った後のナスはナスを漬物にして保存する方法もおすすめ
切った後のナスの保存方法について紹介をしてきましたが、調理をして保存をする方法もあります。
おすすめは漬物!漬物は昔から保存食として重宝されています
ナスも漬物にして冷蔵保存をすると、作り方によっては一ヶ月ほど保存することも可能です。
しかし漬物は好みが分かれるところ。家族の中でも漬物を食べる人が少ない場合は、乾燥や冷凍保存をした方が調理に使え、使いみちが増える場合もあります。
調理をして保存をするかどうかは、その後の使いみちや、保存期間内に消費できるかどうかを考えて行うと良いでしょう。