鍋は美味しいだけではなく、栄養価も高いので、冬以外にも一年中食べたいメニューのひとつですよね。
調理方法も比較的シンプルなので、ファミリー層にはもちろんですが、一人暮らしの人にもおすすめ料理です。
とはいえ、いくら美味しくても、いつも同じ味だと飽きてしまいますよね。
そんな時は、改めて鍋の種類やたれの味を知ることでバリエーションが増え、飽きずに鍋を楽しむことが出来ます。
ここでは鍋の種類やたれの味などについて紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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鍋にはどんな種類や味つけがあるのか、ポピュラーなものを紹介
上着が手放せなくなるような寒さになると、無性に食べたくなるのが「鍋」です。
具材をグツグツとスープで煮込んだ鍋は、食べるごとに、体の芯から温まり、冬の食卓に上がることが多い料理のひとつですよね。
鍋のメリットとしては、スープの味付けを変えることで、色々な味の鍋を味わえるということです。
一言で「鍋」と言っても、人によって思い浮かべる鍋料理は違うように、鍋には色々な種類があります。
●認知度NO.1の寄せ鍋と、ちり鍋との違い
鍋の中でも定番の味と言えるのが、「寄せ鍋」です。
寄せ鍋も味は1つではなく、醤油ベースや味噌味、塩味などの定番から、キムチ味やカレー味、豆乳味などの変わった味まで様々です。
タラなどの魚介類やキノコ、野菜、肉など、”色々な材料を寄せ集めて作る”ということから「寄せ鍋」と名付けられたようです。
日本では古くから親しまれている鍋料理ですが、江戸時代の鍋というと、1人で1つの鍋を食べることが普通だったようです。
それが時代の進化とともに、大鍋をみんなで囲んで食べる現在のような鍋の食べ方に変わっていったのです。
寄せ鍋と混合してしまいそうな鍋のひとつに「ちり鍋」というものもありますが、ちり鍋は寄せ鍋がスープで具材を煮込むのに対し、水炊きした淡白な具材(タラやふぐ、豆腐など)をポン酢で食べるものです。
ちり鍋の”ちり”とは、鍋に入れる魚の切り身から来ていて、お湯に入れると魚の身が”ちりちり”と縮こまることからちり鍋と名付けられるようになったそうです。
●男性に人気がある「すき焼き鍋」
肉や野菜を甘辛い醤油ベースの割りしたで煮込んで食べる鍋で、子供からお年寄りまで幅広く人気がある鍋ですね。
日本では江戸時代末期に、農具である「鋤(すき)」を鉄板代わりにして焼いて食べたことがすき焼きの始まりと言われています。
現代で言えば、焼き肉のような食べ方ですね。
そこから明治時代に入り、今のすき焼きのような甘辛い割り下で肉を煮るという食べ方になったようです。
醤油や砂糖、みりんなど家にある調味料で簡単に出来るので、すき焼きは家庭料理の定番という方もいるでしょう。
お鍋の種類はまだまだあります。こんな味付けも人気
●豆乳鍋、カレー鍋など鍋の味は進化し続けている
お店に行くと、色々な鍋スープが並んでいますよね。
市販の鍋スープを使うことで、自分で調味料を合わせなくても良いので、調理時間の短縮になり、忙しい時にはとても助かります。
鍋は、自分で味付けするなら、好みの味や定番の味で変わり映えしないこともありますが、市販のスープの中で美味しそうな味を見つけたら、ちょっと試してみようかなと冒険することもできますよね。
市販のスープの中でも、人気が高い変わり種として「豆乳鍋」や「カレー鍋」などがあります。
豆乳鍋は、特に女性に嬉しい大豆のイソフラボンが摂れるので、好きな人もいるでしょう。
豆乳鍋は白いスープなので、初めて食べる人にとっては、戸惑うかもしれませんが、豆乳は豆腐のほんのりとした甘さの中に、具材の味わいが加わり、とても優しい口当たりでクセもなく味わえる鍋です。
カレー鍋も同じように、カレー風味の鍋スープなので、カレーライスに使う具材が鍋によく合うので、お子さんも喜んで食べてくれそうな鍋です。
結構ハマっちゃうかも!?鍋の種類の中にはこんな味付けもあります
●女性に人気「トマト鍋」
鍋料理も年々変化していて、定番の味の他、自分なりにアレンジをしたり、変わった味付けの鍋も人気があります。
女性に好まれ、人気が高まっているのが「トマト鍋」です。
市販のトマト缶やトマトジュースを使えば、味が簡単に決まり、作りやすいというのも魅力です。
トマトベースであっさりしているため、ヘルシーに食べられるというのも女性に支持されている理由でしょう。
淡白な味なので、様々な具材に合わせやすく、チーズを加えることでイタリアンのような味わいやコクが出せるというメリットもあります。
鍋の味を変えるなら、たれのバリエーションも増やしましょう
●定番のタレの中に○○を加えて新しい味に
鍋は、スープの味が染み込んだ具材が美味しくいただけますが、量が多いと最後まで同じ味が続くので、途中で飽きてしまうということもあります。
水炊き鍋や、しゃぶしゃぶ鍋のように、具材をつけダレに漬ける場合も、つけダレの味がずっと一緒だと、最初のうちは美味しくても、もういいや…と思ってしまうこともありますよね。
せっかくの鍋は、どうせなら最後まで美味しく食べたいもの。
飽きずに最後まで食べるためには、鍋の味を色々変えてみることがおすすめです。
味が変わることで、また違った味わいで新鮮に味わうことができます。
つけダレをポン酢にすれば具材がさっぱりと味わえますし、ゴマダレにすればコクのある味わいになりますが、この2大つけダレとも言えるつけダレ味は定番なので、たまには違う味を楽しんでみるのも新鮮です。
例えば、ポン酢の中に半熟玉子や納豆を落とすと、さっぱりとした味の中にもコクが生まれ、味わい深いタレになります。
また、生姜やパクチー、ミョウガの千切り、ニラの小口切りをたれに加えても、薬味によって味わいが変わるのでおすすめです。
市販の鍋の素は手軽に使える強い味方
●市販の鍋の素を使うメリット
鍋は、みんなが喜ぶ冬の定番料理ですが、毎日のように鍋が続くと、家族から「また鍋か…」と飽きられてしまうことがありますよね。
その原因は、「鍋料理=いつもの味」というように食べる前から味の想像が付きやすいからということもあります。
せっかくの鍋は、みんなで美味しく食べたいもの。
そのため、市販の鍋スープの素を使うことは、”いつもの味”を変えることが出来る鍋料理の頼もしい味方になります。
各メーカーから競うように、次々と新しい鍋スープの素が販売されていますよね。
定番の醤油や味噌、塩スープ以外にも、変わり種の味も出ているので、気になる味を試してみるのもおすすめです。
個人的には、鶏出汁白湯系スープが大好きなので、家には常に買い置きをしているほどです。
自分でスープを一から作るのは大変ですが、このような市販の鍋スープの素を使うことで、スープ作りにかかる時間を短縮でき、自分では作るのが大変な鍋スープの味わいを楽しめるというメリットがあります。
市販の鍋スープの素には、ストレートタイプの物や濃縮タイプの物もあるので、使い勝手に合わせて、家に常備しておくと便利です。